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紅葉の時期を迎えて [剱立山]

10月1日。
一週間ぶりに室堂へ。
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たった一週間の留守で随分と紅葉が進んでいた。
雷鳥坂を登りだすと龍王岳と浄土山が遠くに見える。

剱御前小屋に立ち寄り、お茶を戴く。
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小屋前には、各山小屋のクローズが案内されていた。
剱立山界隈も閉山時期を迎えて、シーズンが終わる寂しさを感じる。
剱沢野営管理所も閉まっていた。
もう、カルピスも飲めない。

そして、翌2日は後立山が明るくなって行くのを見ながら登る。
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見慣れた風景だが、飽きない。

山頂には誰もいない。
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私は、サミットハンターでもないし、回数にはなんの拘りもないが、なんとなくシーズン20回は毎年のノルマのように感じてしまう。

ご一緒した皆様には、ガイドとして選んでもらった感謝の気持で一杯です。
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山渓の影響か、源次郎尾根に良く登ったシーズンでもあった。
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とっても寒かったCフェースも見えた。
八ツ峰の周りにもすっかり雪がなくなりました。
貸切の山頂にいると、賑やかだった夏が懐かしい。

別山尾根を剱沢へ降りると更に紅葉が見頃となっていた。
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10月ともなると、裏剱や下ノ廊下へも行くし、雪や凍結の心配もあるし、あと何回登れるか。
これで今シーズンの山頂は終わりかもしれないと思いながら、剱沢を登り返した。
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剱岳には、いつも緊張を強いられ、シーズンが終わると、また今年もうまく生き延びられたという思いが本音となる。

暑さ寒さが激しく、今シーズンは心身ともにとても疲れた。

仕事やり過ぎと言われることにも、今までは反発してきたが、受け入れる時期かもしれない。

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