北海道へ行って良かった [大好きなスキー]
日本山岳ガイド協会資格更新研修を終えた。
資格更新研修は3年に一度の受講義務があるのだが、私は年齢的にこれで定年となり以降は受講義務がないと協会からメールがありました。
少し寂しさを感じるが、引退は自分で決めてくれということだと感じている。
誰からも必要とされなくなったら、ひっそりと消えていきたい。
さて、その研修終了後、お客様方と北海道へ行ってきた。
緊急事態宣言が出された北海道へ向かうことに迷いはあったが、行きたい気持の方が勝った。
千歳空港の到着ロビーはガラガラで、金曜夕方とは思えなかった。
クルマの中でも一応マスクして、手はこまめに洗い、食事はなるべく個室にしてもらいました。
飛行機や新幹線も乗客が消毒に注意し、以前より全てが清潔で安心して乗ることができる気がする。
ANAは、機内誌もなく、ブランケットや新聞紙もなく、ドリンクサービスもなし。
客室乗務員は全員マスクして、手持ち無沙汰で異様な感じがした。
大好きな寿司屋もガラガラで、この状態が続いたらどうなるのか、心配になる。
スキー場はガラガラで滑る側には最高だが、やはり活気が欲しい。
ロープウェイは運休のところが多く、ゴンドラは窓全開で寒かったけど、動かしてくれるだけ有難い。
小樽で時間があったので、私を可愛がってくれた祖母の故郷である余市に寄った。
2歳の時に父に連れられて行ったらしいが覚えていない。
私の両親も亡くなっているので、実家がどこかはわからなくなってしまった。
余市のニッカウイスキーに寄ったが、コロナウイルス対策で警備員に封鎖され、門へ近づくことすらできなかった。
それでも、北海道の美味しいものをたくさん食べて、山に登ってスキーして、パウダーをたっぷり味わった。
やはり、北海道へ行って良かった。
普通であることの幸せを感じることができた。
コロナウイルス騒動のようなことがあるとつくづく感じるのは、山に登るとはなんなのか。
山をガイドする仕事になんの意味があるのか。
今は、山なんか行ってる場合じゃないと言われると、その通りとしか言いようがない。
でも、山に行きたい人は、周りを気にせず行けば良い。
やっぱり、元気になりますよ。
2020-03-18 10:35
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