晩秋を汚すもの [剱立山]
早月尾根から下山した翌日は、立山ガイドの池さん、北さんとある調査で剱沢側から入山。
天気予報は今ひとつだったが、このメンバーだったら何とかするでしょう。
平蔵谷出合から先の右岸巻道の杭や板は撤収されていましたが、ロープはありました。
そして、長次郎谷出合は過去に見たことがない状態。
先日まで残っていたスノーブリッジも綺麗に崩壊していた。
これから毎年、こういう状態が普通になるのかもしれない。
下に南無ノ滝が近いので、この渡渉は失敗できない。
そして、錦秋の真砂沢ロッジ。
小屋締めした後にも関わらず、快適な一夜をありがとうございました。
未来に向けた様々なお話ができて、良かった。
翌日は、ハシゴ谷から黒部ダムへの下山、
橋が撤去された剱沢の渡渉が核心。
ジャンプ一発で終了。
ハシゴ谷乗越からは。
内蔵助平の見事な紅葉が。
しかし、残念なことに…。
内蔵助平のテントが良く張られている場所横の草むらに、納豆の殻など様々なゴミが散乱していた、
写真は極一部で他に多数捨ててあった。
最近の複数人の仕業だと思われる。
最近は、この剱立山界隈でもテント泥棒、ザック泥棒、賽銭泥棒などあって、何を耳にしても驚かなくなったが、こういう光景を見せられると残念でならない。
黒部ダムへ着いたら、「本郷さ〜ん」という声が。
振り向いたら、昨年は早月小屋、今年は剱沢小屋でお世話になった番頭さんでした。
皆様、お疲れ様でした。
2020-10-16 04:30
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