秋近し剱岳 [剱立山]
8月に入り、酷暑が続きます。
室堂の石畳は暑く、雷鳥坂では茹蛸状態。
剱御前小屋からは剱岳は拝めず。
翌朝は不気味な色。
こんな日は胸騒ぎがして、なにも起こらないことを願う。
別山尾根は空いていて、一切渋滞なし。
タテバイでは皆さん緊張していたが、スムーズに通過。
山頂は看板が多過ぎて、どれを選ぶかで揉める。
山頂に吹く風は爽やかで、もうすぐ立秋であることを思い出す。
ここにあった水晶玉はいつの間にか無くなった。
どこかに落ちていったのか、誰かが持ち帰ったのか。
昨年まではあったのだが…。
今回も楽しい3名のお客様に恵まれた。
このような天候だとガイドがいなくても別山尾根は登れるのだろう。
この日も私以外、ガイドはいなかった。
しかし、剱岳に纏わる話や歴史、印象的な出来事をできる限りお話して、剱岳に存在する多くの魅力を知って欲しいと思っている。
安心安全なガイドは当たり前。
単に登頂して下山するだけではない何かを持って帰って欲しいと強く思う。
別山尾根を登るだけでは剱岳の魅力を知ることはできない。
別山尾根からスタートして、剱岳に惚れてたくさん通っていただきたい。
そして、このガイドにお願いして良かったと下山後に思っていただけたらとても嬉しい。
今回も剣山荘さんにお世話になり、快適に過ごすことができた。
三田平でバッタリ。
剱人の著者 星野秀樹
あのインタビュー以来の再会でお互いの近況を報告しあった。
雷鳥坂を下山中、本降りの雨に遭いずぶ濡れ。
雷鳥荘に飛び込んで、カキ氷。
練乳イチゴがお勧め。
暑さも吹っ飛ぶ美味さ。
温泉、生ビール、枝豆…。
長い一日が終わる。
帰路のミクリが池は立山を映した。
皆様、お疲れ様でした♪
2021-08-04 12:47
Facebook コメント