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天狗平山荘にて [大好きなスキー]

昨日から再びスキーを片手に室堂へ。
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参加のお客様は70歳オーバーのシスターズ。
雪の量も質も良い今回は調子良く快調に滑ることができたようだ。

宿泊の天狗平山荘へ滑り込み、お風呂に入って。
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美味しい生ビールを。

夕方の剱岳。
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週末がとても楽しみだ。

今回は天狗平山荘ナイトを楽しむのもメインの目的だった。
ここはとにかく食事が最高!
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特別料理の寿司は美味かった。

他にもたくさんの料理があったのだが。
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私が最も感動したのは「肉じゃが」だった。
何度もお代わりしてしまった。

食後は賢輔さん達と楽しい宴。

今日は天気予報通り、朝からミゾレ強風。
たまには食事を目的にまったりする山も良いよね。
たまには…。



室堂周辺滑走にて [バックカントリー]

昨日は朝一番のアルペンルートでゲスト1名と室堂にスキーを持って上がり、室堂周辺を滑りました。
まず、足慣らしに浄土山から滑ろうとハイクアップ。
硬いバーンの上にアラレの層があり、昨晩降った重めの新雪が不安定に切れる。
場所に寄っては細心の注意が必要だと思いながら登っていきました。
そして、滑り出して始めは雪も軽く気持ち良かったのだが、室堂山荘が近づくにつれて重くなっていった。
そして室堂山荘脇から滑り降りようとしたら雪庇がかなり大きいので、右に迂回してから滑ろうと思ったら足元が崩れ、そのまま流されました。
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小規模で距離も大したことはないが、ライン取りのミスでした。

ゲストは上で待たせていたし、私もケガは何もなかったが、反省すべき行動でした。
天気もあまり回復せず、この後は雷鳥沢から国見岳へ向かい天狗平山荘へ。
反省し、これからのGWに細心の注意を払ってガイドしていきたい。

強烈・室堂の嵐 [剱立山]

4月17日から悪天になると判断し、16日に一度富山へ帰りました。
再び18日から室堂へ上がりました。
今回はスキーガイドではなく、山岳ガイドです。
剱岳を見たいと国見岳へ向かいましたが、登るにつれてホワイトアウトで何も見えず。
国見岳手前にいるのは解っていましたが、見えないのに登ってもしょうがないので、しばらく待機してから下山。
室堂に戻るのも大変でした。
雷鳥荘に入り、温泉に入って寛いでいたら天気が回復してきました。
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大日岳へ沈む夕陽を見ながら美味しい酒を飲む。
日本海側山岳ならではの楽しみですね。

翌日は立山三山縦走の予定でしたが、朝から暴風雪。
この日に帰るゲストを室堂へ送り迎えするのも大変でした。
とにかく降る霰の量が凄くて、翌日以降の状態が心配でした。
デカい霰がアウターの上からでも痛くて、顔に当たった時は失神しそうです。

さて、本日3日目は吹き溜まりに霰が飛ばされ、風当りの良い場所はテカテカです。
室堂山荘からはノートレースでずっとラッセルでした。
吹き溜まりは深いものの硬い雪面もあります。
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浄土山の北面からも小さい雪崩が二個出ましたが、むしろ注意すべきは滑落です。
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一ノ越に出ると天国のような景色。

強風と氷と岩のミックスに耐えて登ると。
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誰もいない、足跡もない雄山でした。

稜線の硬さに苦労しそうなのと、午後から天候も崩れそうなので縦走は諦め。

さて気になる剱岳は。
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剱岳が丸くて、なかなかの積雪量です。
来週から剱岳ガイドを始めますがちょっと心配ですね。

今日はいったんリセットで富山に降りました。
明日はスキーを持って上がります。

立山黒部アルペンルート全線開通 [大好きなスキー]

4月15日。
およそ5ヶ月ぶりに室堂に交通機関が入りました。
初日は大荒れの天気です。
室堂の山岳警備隊にご挨拶して、これから11月までのガイド登山安全を誓ってきました。

室堂からお客様と雷鳥荘へ行くまでも、強風とホワイトアウトで緊張感がありました。
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この日は滑ることができず、翌日に期待です。

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翌朝は快晴で文句なし。
前日のアラレが良く滑ります。
各所を滑りましたが、どこを滑っても楽しかったです。

天狗平まで降りて、室堂のコインロッカーに残置物を置いてきたことを思い出しました。
また、すぐに戻るのでいいですが…。

今シーズンの剱立山は雪のシーズンが長そうで楽しみです。

先週は面白い体験を [RESCUE]

先週の平日前半は白馬で登山やスキーの予定でした。
が、雨の影響で中止したり日程をずらしたりです。
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雨の中、スキーをする羽目になったり。
これはこれで楽しかったです。
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その翌日は快晴の天狗原など、天気が長く安定しませんな。

そして、木曽の有名なお寺にMFA講習を。
お寺で講習なんて初めての体験で、とても貴重な時間でした。
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日赤の指導員さんも受講に来ていて緊張しました。
ガイドラインも新しくなり、その第一回目の講習でしたし。
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私の講習は医学的知識がなくても、山で困った人がいたら、こんな助けができますよというものです。
できる人ができることをできる範囲でやるという当たり前の世の中でいて欲しいです。
間違っていたら、すぐに突っ込みを入れて批判するのって残念だなと思います。