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山は楽しく続けたい [RESCUE]

長くこの世界にいると山岳遭難のニュースには慣れてくる。
しかし、一度でも私がガイドした方、講習を受けた方の遭難となると別物だ。

今まで述べで千人を超す方々と関わりを持ってきたが、残念ながら少なくない人達が遭難してしまった。
今回もまた。
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冬山での活動やクライミングに類する活動を続ける以上、遭難は絶対なくならない。

しかし、避ける努力は必要だ。
なぜその方は遭難してしまったのかを考えて、自分の活動を顧みることがまずは重要だ。

次に、今は勘違いをさせる情報が多くていろいろ惑わされがちだ。
自分の実力を図り間違えないよう気をつけたい。

SNSでは、自分のカッコいい面しか晒さないものだ。
ホントは命辛々登って降りて来ても、カッコいい表現で自分を飾ってる情報を見抜く力も必要だ。

あの人がこれぐらいやったから、自分もやらなくてはと思うことが遭難の第一歩。

人は人、自分は自分で良いではないか。
自分らしい生き方でいいじゃないか。
誰かにどう思われてもいいじゃないか。

と思うのだ。