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新雪と戯れる [北陸]

四月に入り、新元号は「令和」に決まった。
そして、北陸は良い雪が降り続き。

そんな平日の早朝、吹雪が予想される日にふたりでラッセルしに入山。
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四月とは思えない新雪の量。
風と気温、日射や方位など様々な影響でおこる雪のクォリティ変化を感じながら、ひたすら黙々と登る。

ワイワイ登る山も良いが、誰もいない静かな山も良い。
自然の中に抱かれて、新雪にもがいていると人間の力の小ささを感じる。
とても贅沢な時間を過ごすことができた。

最近はラッセルを嫌う風潮を感じるが、結果より過程を大切に楽しみたいと思う。
新雪たっぷりの山を自身でルートを選んでラッセルする楽しさは登山の醍醐味だ。

場所によっては、ワッフ音がして、キレやすい状況もあり、その時の適正ルートの選択が困難だった。

この春の降り方は、注意が必要だ。
いよいよ来週からは立山に入ることになるが、慎重に行動したい。
雪の判断は自分の目と感覚で間違わないようにやらないと。

雪がある山は様々な課題を与えてくれる。