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雨とのやり取り [剱立山]

大雨により多大な被害が出ており、特に九州を中心に各地で多くの豪雨災害が発生しております。
被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。
今後の降雨や土砂災害による被害の拡大が心配されます。

このような雨の中、山に向かうことは控えるべきなのかもしれないが、室堂周辺で状況を見ながら、雨の止み間を使って登れる時間を探すことにした。
予定の登山日をずらして、水曜夜から木曜朝を狙った。
これは、室堂まで交通機関が存在するからできる登山形態だ。
もちろん、デメリットも多々あるのだが…。
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水曜は夕方から雨は止み、夕陽が綺麗だった。
夜は、また降ったり止んだり。

そして、朝は雨が上がり、稜線も明るくなり、雄山の社務所が見えてきて、チャンスを掴んだと思った。
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龍王岳東尾根へ向かう。

しかし、尾根上でいきなり雨が降り出し、風も強くなった。
登り切れないこともなかったが、高齢のお客様にはリスク高く、帰ることにした。
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しかし、その後、昼から晴れたと聞いた。
一ノ越山荘での天気待ちが正解だったようだ。

単に天気予報が外れたか、合っていたかではなく、間違いは修正しなければならない。
その積み重ねが、悪天候に対応する行動の改善に繋がると思う。

今回は低体温症への対応が肝だった。