SSブログ

ラスト八ヶ岳2020 [八ヶ岳]

波乱の今年ラスト八ヶ岳。
6A32CF48-FE04-4C87-8DDE-0EA2B44AB70F.jpeg
アイスキャンディ育ってました。
125E146C-1F12-4265-A03B-EBE24C747CE2.jpeg
定番ステーキも美味しい。
156382E9-1A57-445A-B7BA-8C14E2FF7114.jpeg
翌日は赤岳へピークハント。
DEFAA763-25C8-4453-B8C5-FB40C8B185F9.jpeg
今回は雪山初心者もご参加いただきました。
快晴で良かった。
F04D9B9A-AA27-40EB-BFEC-77688F2E8EC1.jpeg
今回のアシスタントガイドは私の過去を知りすぎる男。
C0B49E37-F4C8-4583-AA68-B11F44B8B510.jpeg
帰路、歩荷中の社長とすれ違い。
こんなご時世の中、しっかり感染対策しながらも明るく赤岳鉱泉を盛り上げて凄い男になったものだと感心した。
そして今年も感謝。
1F25FB95-CA22-409C-B34B-5A2DB1E1C11A.jpeg
魔除も効いているようで。

また、年始に赤岳鉱泉行きます!

静かな平日の暮らし [北陸]

今週平日はコルチナ、八方尾根、シャルマンとゲレンデ滑り込み。
3FFBDDDE-F459-4E72-A03B-4300CF0FEBCF.jpeg
降雪は落ち着いたが、ドライアウトして気持良い。
お客様方が入れ替わりで楽しんでいただけました。
B748FCEE-0344-4441-9AF6-0842AB40D4DC.jpeg
この時期はとにかく如何に脚を作るか。
しっかりゲレンデで滑り込みして、良いシーズンを過ごしたいものです。

こんな御時世なのでスキー場は驚くほど空いています。
密集した地域で暮らしている方は、人が少ないこちらで注意しながら楽しんだ方が良い気もしますが、どうなんでしょう。
F1537AFF-2FB2-4321-9B91-6C493702C424.jpeg
今日は富山の城ヶ平山、峠山、ハゲ山をスノーシューで縦走しました。
終始、剱立山を眺めながらの稜線歩き。
702B8FF6-2F9F-41A6-9505-CA1308577491.jpeg
静かな雪の低山を楽しんでいただけたようです。
 
もうすぐ年末年始を迎えます。
今シーズンの剱岳登山は辞めました。
嫌なイメージしか浮かばないのです。

波乱の2020年でしたが、ガイドはあと2回。
新しい年はどうなるやら。
今までと同じやり方では絶対通用しないと思うので試行錯誤の年になりそうです。

大雪警戒 [頸城]

大雪報道の中、週末は鹿島槍ヶ岳の予定だったが、さすがにリスクを感じて中止も考えた。
でも、雪に触れてラッセルしてみたいと嬉しい考えの方々と能生の怪峰へ。
960E033F-C2E8-4B18-BB3F-0763C5F12835.jpeg
登山口へ行くまでも大変だった。
 
最終除雪地点から登山口までラッセル2時間。
98A48BAD-6A84-4005-8C95-6B17C676591D.jpeg
雪崩柵を初めて見たそうです。

この山は昔から部落へ雪崩被害を与えて来た。

登山口で積雪深180cm。
ピットチェックして、ヤバそうなのでギリギリのラインまで登って下山した。
DB85DE5A-A231-437B-B80C-E918702FB6FF.jpeg
大雪警戒ニュースが流される中で、登山を辞めるもよし、経験値を上げに行くもよし。
どちらも有でしょう。
私は雪に触れたい方だ。
 
大した経験値もない山岳ガイドが、ちょっと齧った雪崩学習情報を基に危機感を煽るSNS投稿に気持悪さを感じる。

北へ [大好きなスキー]

新型コロナウイルスとの闘いが長期化している中、何をどう我慢しながら活動するか。
人それぞれ違うので他人の批判ばかりしないで、大らかに許容したい。
人生後悔しないよう今を大切に過ごしたい。
 
必要あって、北海道へ行って来た。
シーズン初めは、つまらない怪我をしやすい。
だから、しっかり滑り込んで身体を作ってきた。
B2212002-038E-4FEA-9FCC-D932A5EBB89C.jpeg 
この冬、スキー、アイスクライミング、雪稜など雪と氷に負けない身体を作ってガイドとしての活動を乗り切るために。
F4E2AA17-59C4-4375-AB57-340424437119.jpeg
もちろん食も大切だ(笑)

まずは、週末の大雪をお客様にどう楽しんでもらおうかな?

海と谷 [頸城]

週末は頸城の山へ。
天気予報は最悪だったが、晴天の山ばかり登ってても得るものは限られるので、吹雪かれに行くのも良い。
914B7874-40EE-4690-8B77-9D7FC4635503.jpeg
登山口は強い雨だったが、標高を上げると雪に変わる。
24EAEFBD-C797-4178-A207-7111A0C5ADC4.jpeg
当然、風も強くなるが、冬山らしくてなんだか嬉しい。
9809DD4C-2325-4CE0-977E-8D367E034A10.jpeg
そして核心のトラバースに入る。
 
ここら辺は、カネコロンができる場所。
日本海に近い、こんな標高が低い場所に150mの大氷瀑ができるのだ。
いつか登りたいと思っているうちに歳を重ねて、チャンスは無くなった。
59730E27-7F05-452C-A79D-918ACBEC62DE.jpeg
吹雪の中にいるとワクワクしてくるのは何故か。
トラバースを続けるうちに雷鳴が近づいてきて、これ以上はヤバいと撤退を始めた。
 
この海谷山塊は奥が深く、非常に魅力的な山域で様々な思い出がある。
行ってみれば、海と谷の意味を感じる場所でもある。

山高きが故に貴からず [北陸]

波乱万丈の2020年も残すところあと3週間となりました。
  
八ヶ岳の初アイスクライミングで腰に違和感を感じたまま、翌日は高妻山の予定でした。
しかし、脚が痺れ山に登れる感じではなく、申し訳ないけど戸隠の五大池巡りに変更していただいた。
9C734950-5157-4386-8C2E-AD40BE45C78B.jpeg
腰は8年前にヘルニア手術をしたのだが、季節の変わり目になるとこの様な状態になることが多くなった。
情け無い限りで意気消沈。
 
少し休んで、クライミングジムで縮んだ身体を伸ばしたら少し楽になった。
  
そして、富山の里山ガイド。
98031482-BCD7-4096-AB1F-AA5B8F0B83B2.jpeg
塔倉山は山頂に趣ある石碑がある。
ここは、剱立山の展望良く、富山湾も眼下となる。
ふるさと富山は良いところ。
6BC91D9D-47C1-44DC-8D65-931D7BD5D96E.jpeg
ふたりとも70歳過ぎても元気ハツラツ。
写真撮影に夢中。
 
そして、次は剱岳北方稜線末端にある烏帽子山へ。
65634D00-AB21-4A75-9520-15D79E279028.jpeg
標高1000mを超えたら雪たっぷり。
5B75F5FD-3C6E-40EC-AB43-909D31D4140E.jpeg
山頂は広くて絶景。
96AC1C10-A2FE-4DF2-B8F7-669E8C523DEA.jpeg
剱岳は見えないけど、僧ヶ岳や毛勝山の頭が見える。
8E29FDE5-CCF7-4224-9311-6D79F14DEE4E.jpeg
富山湾が見える登山は素敵です。
18E4E8B5-7729-45F1-B49D-7A1C371BB61E.jpeg
帰路は鋲ヶ岳にも寄って下山。
氷見牛を食べて、新幹線で帰られました。
 
富山の山はどれも味があって楽しいです。
特に雪が付き始めた頃がお勧めです。
「山は楽しい」と思える登山ができますので、是非いらしてください。
 
達成感溢れる登山は素晴らしい。 
胃が痛くなる登山は必要です。
でもそれだけではなく、山はいろんな楽しみに満ち溢れています。

私自身もこれから幅広く山の楽しみを伝えて行けるよう日々勉強して活動に繋げたいと思う。
今までのように連日、剱岳をガイドすることは身体的にも精神的にも難しく分岐点を迎えた感があります。
これから私の仕事にとって大きな変化がありそうですが、前を向いて頑張ります!

アイスクライミングはじまりましたよ [八ヶ岳]

この週末は裏同心ルンゼへ。
48F3B93F-A1E4-4288-9FCE-6893648C30BA.jpeg
北沢4本目の橋に来ると大同心、小同心が見えて気持ちも高揚しますね。
 
赤岳鉱泉でマッタリしてから、ジョーゴ沢へ。

まずはF1で初打ち!
各自一本づつ身体慣らしで、久しぶりの氷の感触を確かめてもらいます。
43DF21AA-1301-40F2-929E-AE4D0E4DABCB.jpeg
今回はお客様4名だったので、元富山県警KBTの香川ガイドにアシスタントをお願いしました。
これから剱岳のガイドを背負って立つ男なので、皆様お見知り置きを!
655BAC75-CEF0-4823-94EE-0EAA14C80978.jpeg
F2はこんな感じで登れなくはないけど、寒中水泳になりそう。
今度の発達のためには触らない方が良いと思い、左手の滑滝を登りました。
 
さて、翌日は裏同心ルンゼへ。
どうせ早く行っても混んでいるので、朝食してからゆっくり出ました。
30A34F8E-F308-4459-BAE8-94937BCE9A3C.jpeg
F1からF3までは、そこそこ厚みもあり快適です。
51C270A2-98C1-44CE-8E52-4A1875F91423.jpeg
香川ガイドと2パーティーで登りましたが、我々は人数が多いので、速そうな後続に「どうぞー」「どうぞー」とダチョウクラブみたいにやっていたら、結局最終パーティーになってしまい段々と氷がなくなってしまった。
 
特にF5はかなり薄く要注意ですね。
来週末くらいには全体にナイスコンディションになるのでは。
4F53C9A2-3A2E-41B5-8E0A-93869616938A.jpeg
初冬の裏同心ルンゼは、シーズンインの脚慣らしに最高です。
069BC527-EBF0-4D99-88E0-9FE8A632F040.jpeg
落ち口で水を浴びる滝もあったが、それも自然現象ということで…。
お客様4名様も楽しそうにしており、とても幸せでした。
やはり、アイスクライミングは最高です!
 
赤岳鉱泉はいつもよりかなりの宿泊人数制限をしており、昼食もメニューが絞られています。
経営が苦しくても、厳しい冬も営業してくれて感謝の気持ちでいっぱいです。
明るい笑顔の若き主人に元気を貰えました。
 
再拡大したコロナ禍でみんなが苦しいけど、元気出してそれぞれの立場で登山業界を盛り上げて行きましょう!

ラスト立山 [剱立山]

今日から12月。
昨日をもちまして剱立山でのガイドが全て終わりました。
1DE6CFC4-871B-48A1-B1B6-21B0080C155C.jpeg
今年は年末年始の剱岳ガイドもやりませんのでホントに最後です。
 
アルペンルートが終了する11/30までホテル立山に四日間滞在して、素晴らしい雪を滑らせていただきました。
お客様の笑顔が最高に嬉しかったです。
3EAED2BE-0C99-4DA4-B4DB-63BB71A37C18.jpeg
最後に、良い雪を楽しませてくれた立山に感謝します。
DB5D5208-A06A-4493-991C-2CB45067E66D.jpeg
そして、私のガイドに参加していただいた全ての皆様に感謝申し上げます。
心から山を楽しむことができなかったシーズンでしたが、まずは事故なく終わることができて安堵しています。
5FF89081-3AA7-4626-A851-9CACC7FE5490.jpeg
来シーズンのことは考えず、今日一日を大切にします。
人生は一日の積み重ね!