山高きが故に貴からず [北陸]
波乱万丈の2020年も残すところあと3週間となりました。
八ヶ岳の初アイスクライミングで腰に違和感を感じたまま、翌日は高妻山の予定でした。
しかし、脚が痺れ山に登れる感じではなく、申し訳ないけど戸隠の五大池巡りに変更していただいた。
腰は8年前にヘルニア手術をしたのだが、季節の変わり目になるとこの様な状態になることが多くなった。
情け無い限りで意気消沈。
少し休んで、クライミングジムで縮んだ身体を伸ばしたら少し楽になった。
そして、富山の里山ガイド。
塔倉山は山頂に趣ある石碑がある。
ここは、剱立山の展望良く、富山湾も眼下となる。
ふるさと富山は良いところ。
ふたりとも70歳過ぎても元気ハツラツ。
写真撮影に夢中。
そして、次は剱岳北方稜線末端にある烏帽子山へ。
標高1000mを超えたら雪たっぷり。
山頂は広くて絶景。
剱岳は見えないけど、僧ヶ岳や毛勝山の頭が見える。
富山湾が見える登山は素敵です。
帰路は鋲ヶ岳にも寄って下山。
氷見牛を食べて、新幹線で帰られました。
富山の山はどれも味があって楽しいです。
特に雪が付き始めた頃がお勧めです。
「山は楽しい」と思える登山ができますので、是非いらしてください。
達成感溢れる登山は素晴らしい。
胃が痛くなる登山は必要です。
でもそれだけではなく、山はいろんな楽しみに満ち溢れています。
私自身もこれから幅広く山の楽しみを伝えて行けるよう日々勉強して活動に繋げたいと思う。
今までのように連日、剱岳をガイドすることは身体的にも精神的にも難しく分岐点を迎えた感があります。
これから私の仕事にとって大きな変化がありそうですが、前を向いて頑張ります!
2020-12-11 03:23