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未だ決まらず [ハイグレードハイキング]

春の嵐がやって来る予報の週末。
下の写真は、2020年猫魔岳山頂から撮りました。
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この美しい雪の磐梯山を登る予定だが、天気図見ながら悶々と悩む。参加していただける方々も信頼関係あるリピーターのお客様。風は強くても時間経過を見ながら現地判断でと決行した。
長時間ドライブは腰に悪いので経費は掛かっても新潟前泊。一泊1800円のホテルを見つけ、夕食は食堂で中華丼。
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新たな私の生活様式。(すいません…餃子も食べました)
朝食は贅沢に喜多方の朝ラーをと。
 
しかし…。
 
まさかの…。
 
坂内食堂が…。
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ご結婚おめでとうございます。
しかし、幸先悪いスタート。
 
スキーをやりたいチームで裏磐梯スキー場へ。
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他にスキーヤーはおらず貸切。
 
風も雨も大したことなく、ザラメで板が良く走る。天気予報でスキー場の入込は多大な影響がありますね。
 
猪苗代駅で全員集合。
休暇村に宿泊して夕食は…。
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というのは嘘で、福島牛のすき焼き、しゃぶしゃぶ、ステーキが食べれるビュッフェでした。
お客様には紐じい思いはさせられないので…。
 
翌朝は雨があがる予定が降り続き、風は強くて出発を少し遅らせてから。登山口では雪に変わった。
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向い風を受けないように樹林の中を迂回しながら進む。
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時々現れる小さな沼が凍っていて幻想的。
 
しかし、少しオープンな地形に出ると身体を持ってかれそう。
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そして、イエローフォールへ。夏にこの滝はなく、噴火口壁からの硫黄や鉄を含んだ染み出しで黄色になるらしい。
最盛期と比べたら残骸のようだが、残ってるだけ良かった。
ここから先は暴風ホワイトアウトで諦めて銅沼へ。
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凍った水面の上を歩くスリルは格別。
磐梯山は登れず申し訳ありません。
 
私はと言えば、ワカンを履いて歩くことはできキックステップもできるようになりました。
しかし、アイゼンを履いての長時間行動や岩場での行動は未知数で、まだ左膝の麻痺はしつこく残ってます。
コロナ的によく言われる、下げ止まりという言葉がピッタリです。
 
例年であれば、2月には夏秋のガイドプランを公表して、10月までのスケジュールは埋まるのがこの時期ですが、未だ夏のプランを考えることもできない状況です。
今、公表しているガイドプランすら全て変更しなければならず、まして剱岳のガイドは今年はできない可能性大と思っています。
待ってくれている方々のためにも、どこかで早めに決めなければならないとも思います。
 
ガイドの仕事はやりがいに満ち、それぞれの山行にご一緒していただいたお客様とのドラマがあり、毎日が楽しくて頑張り過ぎてしまいました。
過去のガイドスケジュールはメチャクチャで馬車馬の如く、そのツケは自業自得となり返って来ました。
でも、全然後悔していないです。

既に離れていく人もたくさんいるけど、また新たなる出会いや付き合いも生まれるはず。

これからもやれることを一生懸命にやるだけです。