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新緑に浸る [頸城]

糸魚川の戸倉山へ行って来ました。
 
あまり、時間が掛からず、疲れない、展望が良い山とのご希望だったので、私の「やわやわガイドリスト」からこの山を提案しました。
(注 やわやわ とは、富山弁でゆっくりという意味ですが、ほぼ同じ意味で鉄道用語でもあるらしいです)
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白池に新緑の山が綺麗に映ります。
 
花も綺麗にたくさん咲いてました。
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サンカヨウですね(笑)
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角間池、誰もおらず静かで、癒されます。
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常連のお客様で海谷山塊を幾度もご一緒させていただいた方なので、周りに見える雨飾山、鋸岳、鬼ヶ面山、頸城駒ヶ岳などの懐かしい思い出話を聞きながら登りました。
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ご一緒したネパールの山々、剱岳のバリエーションなどより、海谷のルートの方がずっと怖くて思い出に残ると申しておりました。
人が行かない山、情報があまりない山は面白いけど怖さはあります。
 
でも、私は海谷山塊の雰囲気は好きだし、お客様をガイドしていて楽しい場所です。
派手さはなく、玄人好みの山が多いです。
昔は、明星山P6南壁を年2回ペースでガイドしていただけでしたが、海谷や頸城に目を向けたら、凄い場所がたくさんありました。
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糸魚川は特色あるラーメン屋や食堂もあって下山後の食も楽しみです。
富山からも行きやすいし、北陸新幹線で東京からも行きやすいですね。
末長く通いたい地域です。
もう5月も終わり。
今日から6月です。
日本の山々は四季折々を感じさせてくれるのが素晴らしいと思います。
特に夏になる前は、まだ雪も楽しめるし、新緑も楽しめるし、そろそろ沢登りもできそうです。
梅雨の晴れ間は、登山に最高の時期です。
 
自由に動けるようになるまでは、もう少し時間が必要ですが、そろそろ出口がぼんやりと見えて来たような気がします。
引き続き、気をつけて良い山を楽しみましょう!

遠い剱岳 [剱立山]

天狗平から眺めるたびに、いつになったら登れるやらと溜息ばかりついていた。
正直見るのも辛いと思うこともあった。
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この週末は、日曜日にチャンスありと土曜日に剱御前小舎へ。
 
強風、視界なしで剱岳の姿も、富山平野の光輝く田圃も見えない。
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剱御前小屋の夕食は黙食、わかりやすくてシンプルで良い。
 
この日は、一流ガイドさん達が同宿で有意義な交流ができたし、これからの仕事に参考となる話もできた。

今シーズン、春のガイド予定3回とも悪天候に阻まれ、今度こその剱岳リベンジ。
本日中に登ってから下山するため、朝3時半スタートで準備していました。
風が心配で、午前2時に起きて小屋から出たり入ったり、なかなか風が止まず深いガスに覆われて視界もない。
しばらく待機しましたが、時間切れで諦めました。
今シーズンは剱岳が遠い。
風が落ち着く頃に奧大日岳へ転進。
剱岳は見えないが奧大日岳山頂は良く見えていた。
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しかし、だんだんと雲が下がり視界が悪くなってきた。
雪もパラパラ降って来た。
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2511ピークを超えてから、不安定なブロックを幾度もパスしたが、最高点に向かう登りで敗退。 
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なんだか、弱気になっているかもしれない。
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剱岳も強引に3時半に出発すればなんとか登って帰って来ただろう。
奧大日岳も強引に登れば、きっと何とかなったはず。
しかし、悪い事ばかりが頭に浮かんでしまう。
でも、嫌な予感がするというのは、自分の経験値によるもので、それには素直に従わなければならない。 
判断の精度を上げるため、経験をたくさん積まねばならない。

また、剱岳に迎えてもらう日を楽しみに鍛えなければ。
百何十回登っても、慣れるという言葉は全く浮かんで来ない。
行くたびに初心に戻る岳。
剱岳は人身ともに鍛え上げられた者だけを受け入れる岳だから。
 
また、剱御前小舎に上がろうと思う。

久しぶりに立山へ [剱立山]

今週の平日は久しぶりに立山へ。
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少し、剱立山と距離を置こうと思っていたら、3週間以上も来ていなかった。
やはり、この景色はとても素晴らしい。
雪も随分減ったが、まだまだ楽しめそう。
とは言っても、ガイドの仕事ではなく3日間の室堂勤務。 コロナの影響か、安定しない天候の影響か、観光客も登山者も少ない印象。 しかし、ここにいると久しぶりの顔にも出会えて嬉しい。
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期間限定でオープントップバスもあって驚いた。
5月30日までで、室堂と国見を往復しております。

アルペンルートのバスに乗るのも久しぶり。
私はクルマに乗っていて寝ることはほとんどない。
やはり、自分の命を人に託すというのは苦手で怖いのだ。 しかし、アルペンルートのバスドライバーで一人だけ、安心して熟睡できる方がいる。 今日の下山はその方のバスで、案の定、天狗平を過ぎてから爆睡してしまった。
  
ストレスないブレーキング、クルマが揺れないコーナリング、自然なアクセルワークとどれを撮っても安心感がある。 私も二種免許を持っているので、そのドライブ技術の高さは凄いものだと解る。 アルペンルートはシーズン中通勤バスのように頻繁に乗るので、いろんなバスドライバーの方がいることを知っているがこの方はプロフェッショナルだと思う。
  
一般乗客は気付かないかもしれないが、こういう目立たないところにこそ凄い人がいるのだ。
  
私の仕事も本来は黒子であるべき。
今日もいろいろ考えさせられた。
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そして、この山へはいつになったら登れるのか。
もう5月も終わりなのに、今年はまだ一度も登れていない。

馬場島ベース [剱立山]

二泊三日での馬場島荘泊。
今年から馬場島荘を管理するのは、剱の山岳ガイド、写真家、蕎麦打名人で有名な池田則章さん。
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初日は、大雨予報だったが我々の登山時だけ、雨は止んでくれました。
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大猫山や釜谷山などもギリギリ見えました。
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梅雨時は、雲海や珍しい雲など、光も複雑に入って綺麗な写真が撮れることが多いです。
雨マークを見て、山を辞めるのは実にもったいないこと。この時期ならではの楽しみもあります。

馬場島荘の夜は手打蕎麦からスタートしました。
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山菜天ぷらと合わせて食べると幸せになれます。
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夕食も豪華で大満足。
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池田さんとの飲み会は更に満足。
 
二日目は雨なので山菜採りに。
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こういうユルユルな日も人生には必要です。
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帰ったら、もちろん蕎麦。
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そしてコゴミ。
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夜も蕎麦からスタート。
おろし蕎麦も素晴らしい。
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この夜も夕食後に池田さんと語らいの場。
私のお客様も楽しそう。
やはり、優秀なガイドさんは人を楽しませる天才だと思います。
 
三日目は、赤谷山の予定だったが、大雨が続いた影響で、融雪と増水の危険を回避して、クズバ山へ。
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熊の唸り声にビビりながら、ひたすら急登に喘ぎます。
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クズバ山の山頂からは剱岳西面の大展望が見えるはずですが…。
 
そして、クズバ山は登ったは良いけど、下山が大変です。
大雨後の泥道、グズグズの残雪に注意して滑落しないように降ります。
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そして、最後の蕎麦。
下山後は特に美味い。
 
蕎麦屋営業は、11時〜13時30分
手打蕎麦1000円 大盛1300円 山菜天ぷら500円
大人気なので、予約して行った方が良いですね。
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蓬餅も作っていただきました。
 
剱岳の登山基地 馬場島荘は美味しくて楽しくて快適なベースだと思います。
日帰りで蕎麦も良いですが、泊まったら更に三倍最高です!

月山&鳥海山の旅 [大好きなスキー]

週末は待望の月山&鳥海山へ。
 
青い空と快適ザラメ、久村の酒場に、ババヘラに、花立ソフトクリーム…夢のような世界。
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昨年は来れる状況にはなかったので、来れただけでも嬉しい。
 
しかし、緊急事態宣言などで参加できなくなった方々もいて、少人数短縮での旅となった。
来春こそはスッキリとフルメンバー全員参加で楽しみたいと思っている。

ますは燕三条で集結して前泊。
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美味い焼肉でパワー注入。
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土曜は月山へ。
超快晴で涼風が心地良い。
朝日連峰の眺めを楽しみながらハイクアップ。
こんな時はスキーやってて良かったと思える瞬間だ。
途中にスキーをデポして、アプローチシューズで山頂へ。
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快晴の月山。
バックは翌日行く鳥海山。
遮るものない素晴らしい風景だ。
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ワックスはもちろん地元のハヤシワックスでキマリ!
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広大な風景は東北の山ならでは。
まだまだ当分楽しめそうで羨ましい。
 
宿泊は酒田へ。
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いつものお店に来ました。コロナ禍で存続を心配していたのですが良かったー!
メニューを縮小してましたが営業してくれていることに感謝。
 
こういう天然記念物のような店を支援できないものか。
コロナ禍において、ホントに支援すべき対象を間違ってないか。
いろいろ感じてしまいます。
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相変わらずの美味しいツマミに初孫。

私は運転で少々疲れ気味。
すっかり歳とったなーと実感します。

さて、翌日は鳥海山へ。
天気予報は数日前から最悪でしたが、大丈夫と確信してました。
駐車場はおかげさまでガラガラでした。
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山頂方面は荒れてそうですが、なんとかなりそう。
 
しかし、上がるにつれて小雨が降りだし、風も冷たくなり、私の警戒アラームが点灯した。
残念ながら、山頂はカット。
私の天気予報はハズレました。
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さあ、開き直って走るザラメを楽しみましょう!
気持いいラインを走る。
薮をクリアし、クラックを掻い潜って…、シュルントはジャンプ。
これも春のアドベンチャー。
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あっという間に秡川へ。
下へ降りたら天気良い。
 
さて、次はババヘラ探し。
しかし、秋田にはいない。
 
やはり、コロナ禍の影響でみんな廃業したんだろうか…。
諦めてソフトクリームで妥協する。
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花立ソフトクリームは美味いぞー。
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鳥海山はすっかり雲の中。
風力発電が不気味だ。
 
定番、道の駅「象潟」へ。
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知る人ぞ知る。
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名物の本郷そばを食べる。
店のおばちゃんに「私、本郷って言うんです♪」と言ったら、しれっと流されました。
 
そして、秋田から山形の遊佐に入った瞬間!
発見!
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いました!ババヘラ!
 
やはり、これがないと私の鳥海山は終われない。
富山までの500kmドライブもババヘラで乗り切れました。

なくなって欲しくないもの、大切なものは、世の中にたくさんあります。

私もなんとか生き残りたい。
人生は障害物競走。
幾多の邪魔はあってもめげずに弾き飛ばすのだ。

越後の花 [越後]

越後の低山へ花見に行ってきました!
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いろんな花がいっぱい咲いてました。
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ここは刈羽黒姫山。越後三山の眺めが良かった。
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この日は夏日で暑かったので、冷やし中華にしました。
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宿泊はこちらの宿へ。
名前に惹かれてしまった。

翌日は権現堂山へ。
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ここも花の宝庫みたいな山です。
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私は元気でやってます。
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これからは剱立山に偏らず、全国津々浦々いろんな山をフィールドにしようと思います。
基本的に旅が大好きなので。
いろんなラーメン屋を訪れることも楽しみです。

GWを終えて [Guide]

全国各地で山岳遭難が目立った今年のGW。
私はお客様を怪我させてしまいました。

本来、5/1から5日間予定のスキーガイド。
悪天候が続く予報で日程短縮と山域変更。
5/4の好天を掴むため5/3からの入山として立山へ。
 
初日、立山ケーブルのラッシュで室堂に上がれたのが、14時過ぎ。
室堂は強風ホワイトアウトで視界不良。
雷鳥荘へ向かうが、迷っている登山者、親子連れなどを拾いながら到着。
 
翌朝は予定通りの快晴。
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雷鳥荘からキャンプ場に向かって滑り込むが、お客様が転倒。
自力で歩けなくなった。
気温が上がりだし、ちょうど難しい雪になり始めていたのに、私の注意が充分でなかったことが原因。
雷鳥荘スタッフにお世話になりながら室堂へ搬送、そして病院へ。
 
5/4という歴史的好天の山を楽しむことができた人達がたくさんいる中で、お客様に怪我をさせ辛い思いをさせてしまったこと。

この責任は重いと思います。
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GWが終わり、今日の富山は快晴です。
しかし、私はこの山々をガイドする資質があるのかを考えねばなりません。
このまま、ガイドを続けることで周りに迷惑を掛け続けるなら、誰も幸せにできないなら…と思う。