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雲霞の如く 下ノ廊下 [剱立山]

晩秋の1ヶ月程度開通となる黒部川下ノ廊下。
週末は混雑が酷く、来るたびに土日の下ノ廊下は絶対やめようと誓うのだが、翌年企画する段になると忘れてしまう。
人間、喉元過ぎれば熱さを忘れる!
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近年、SNSやメディアに大きく取り上げられて、更に人気が出ているようだ。
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扇沢駅では雪が舞い、始発切符の行列も大したことないので、拍子抜けして2階へ上がったら。
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ヘルメットを外付けし、アクションカメラをセットした「下ノ廊下行きます」というカッコの方々でいっぱい。
 
黒部ダム駅で降りると黒部川への登山口に行列ができる。
こんな光景は初めて見た。
入山指導員のTさんの声が響く。
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外へ出たら、我先に階段までダッシュ。
ダム下を過ぎると渋滞もバラけだし、落ち着きを取り戻す。
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丸山東壁は視界なし。
雪は降り続くが、誰も帰ろうとしない。
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新越は相変わらず美渓だ。
オオタテガビンの前で雪から雨に変わった。
大ヘツリ、別山谷、白竜峡は丸太が濡れて嫌らしい。
写真撮影、動画撮影に熱心な登山者が目立ち、見ているだけで恐ろしい。
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私は十字峡まで写真を撮る余裕はなかった。
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雲切谷を過ぎるとひと段落。
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阿曽原温泉に癒される。
しかし、あっという間に湯船は満員となり、ポールポジションで入浴していた私はさっさと上がる。
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カレーライスを食べて、早めに寝ます。
 
さて、翌朝はトロッコ列車混雑を避けるために早出。
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テント場は見たことない状態で、登山口まで移動するのが大変。
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阿曽原を離れたら、月明かりが美しかった。
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折尾大滝前で朝弁当をいただく。
阿曽原温泉小屋の米は美味い。
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懐かしい奥鐘山西壁。
もう登ることはないだろうな。
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大太鼓の定点観測地点。
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欅平に近づくと白馬の山々が美しい。
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始発トロッコで帰ることができました。あとから来たパーティーは3時間待ちだったそうな。

下ノ廊下は平日に限る。
来年は絶対そうしようと思う。
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それにしても、「話しながら」「景色を見ながら」「写真を撮りながら」は辞めて欲しい。
自分達だけじゃなく、周りにも危険を及ぼすことを理解して欲しい。
 
ここでは書けないこと、様々ありました。