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霊峰白山 [北陸]

市ノ瀬から別当出合まで5.5kmの舗装道路をテクテク歩くのシンドイなぁと憂鬱だったのだが、6/3 15時に開通のサプライズニュースが入った。
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この残雪期、立山、富士山とご案内してきて、日本三霊山最後の「白山」へ。
 
別当出合ビバークの予定だったが道路開通したので、贅沢に金沢前泊へ変更。
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まさかの百万石祭りと重なり、金沢は盛り上がっていた。
竹中直人も来てるし。
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まずは北陸一番と称される味噌ラーメンへご案内。
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完成度高い一杯。
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そして兼六園をご案内。
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久しぶりの餡ころは美味かった!
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夕食は人気居酒屋「喜はな」へ。
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地酒も美味いが、翌日のために早めの就寝。
 
石川県旅行応援事業で富山県民は宿泊費割引とクーポン。
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そして更に高級な鰻重をもらった。
朝ご飯にしよう!

鰻重を深夜2時に食べるのはちょっと辛かったが…。
まだ暗い3時に金沢を出発。
雨が降っていたが、陽が出れば止むだろうという感じ。
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予定通り雨も止んで、別当出合から入山。
 
ニリンソウやサンカヨウだらけの気持良い登山道。
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タカネザクラと青い空が心地よい。
 
甚之助避難小屋下から弥陀ヶ原までは、ほぼ雪道を辿る。
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バックは別山。
荒島岳も見えた。
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まだまだ滑れますね!
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白山では珍しい無風の山頂。
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まだ雪があり、火山湖はドラゴンアイにはならず。
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雪があると下山も楽しい。
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別当出合の鳥居は雪崩で上半分がなくなっていた。
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最後はこちらで〆。
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えび兄、いつもありがとうございます♪
 
開通直後の白山は、登山者で賑わっていた。
最近あまり、人が多い山域に入っていなかったので、様々な登山者に感じることがあった。
 
単独行は危険なので、グループ登山が推奨されてるが、見ているとすぐにバラバラ行動になるグループが目立つ。
グループ内にアイゼン歩行が不慣れな人がいると、その人は置いて行かれる。
使っているトレッキングポールの先にはキャップが付いたまま。
さすがに言おうかと思ったが、逆ギレされそうな雰囲気だったので辞めた。
 
山アプリを利用している方も多かった。
「道が違う」とアプリに叱られて、トレースとの差異に戸惑っている方もいた。
雪道の歩行進路は、アプリを参考程度にして現場にいる自分が判断しなければ適切な選択ができない。
盲目的にトレースを追うのも問題あり。

お天気アプリを利用して、何時に雨が降ると自慢げに話しているのを聞いていて、逆になったらどうするのかと心配になってくる。
アプリのマークを完全に信用して、その情報をグループ内で共有させるのは危ないと思う。
いきなり雷とかありがちな話で。
お天気アプリは参考程度にして、天気図などを頭に入れて現場で判断できる能力を鍛えないと。

ピッケル、アイゼン、トレッキングポールの使い方を見ていても、おそらく使用方法を基本から習っていない方が多いのは一目瞭然。
あるいは、指導者が間違って教えているのか。
最近はガイドもプロも急激に増えたので、誰を信用するかの判断も必要になったことは悲しいことだ。

などなど、インスタント文化なのかは知らないが、大切なことを簡略化して結果だけを求める風潮を感じるのは私だけだろうか。
いろんな楽しみ方があると言われれば、それまでで否定する気もないが。
 
最近、山の遭難や事故を見聞きすることがとても多いので、ちょっと気になった。