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山の日を迎えて [剱立山]

本日8/11は山の日。
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立山は朝から雨が降ったが、徐々に山が見えてきた。
 
「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」
 
自分にとって山とはどんな存在なのだろうか。
自分が楽しむ場でもあるが、今は職場という部分が大きい。
お客様に楽しんでいただくにはどうしたらいいのかを常に深く考える場である。
そして、自分が存在するのは山があるからであり、関わる山には感謝しかない。
徐々にできることは限られてはきても、日々粛々と山への案内は続けて行きたい。
 
今回も剱岳を案内して来た。
初日は風が強く寒く、今が夏と信じられないほどのコンディション。
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剱沢の山岳警備隊にある情報版。
今回はバリエーションルートを登る予定だが、風の影響を受けそう。
 
この日の夕方に剣山荘から見える位置で自力下山できない登山者のピックアップ。
強風の中、県警ヘリは左右に煽られながらも見事な仕事だった。
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後立山での事故者を積んだままのダブルピックアップとのこと。
山に登る者がいる限り、事故はなくならない。
決して判断を間違えることがないよう謙虚にならねばならぬと自らに誓う。
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翌朝は昨日以上に風が強く、手探りで様子を見ながら出発。
とてもバリエーションルートどころではなく中止。
別山尾根往復でも不安だった。
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前剱大岩の標高まで来ると霧雨が混じる。
コル近辺では、身体を持っていかれそうな強風。
危険を感じたら即下山しようと考えていたが、前剱に着いた時点で、このメンバーなら必ず安全に登って帰れると確信した。
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少しずつ、コンディションは改善し、タテバイの岩も乾いていて問題ない。
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剱岳山頂に着いて我々が看板を掲げた瞬間、撮影してくれた方が驚くほどの青空が広がった。
またしても、自分は剱岳に守られているという感覚が湧いた。
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前剱ノ門まで降りたら、休憩中の剣山荘スタッフが一人で山頂アタックしていたので、記念撮影。
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剣山荘の手作りカレーを食べて下山。
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天狗平山荘で後泊という贅沢を味わう。
温かい風呂と冷たい生ビールで乾杯!
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8/10はホッピーさんの誕生日でもあるので、勝手に乾杯。
ちなみに天狗平山荘の先代、佐伯守さんも8/10が誕生日だそうな。
 
そして本日8/11は山の日。
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お客様方はそれぞれの山へ継続されるため室堂解散。
 
ひとりは内蔵助方面へ。
もうひと方は、11日間の北アルプス一周縦走の旅へ。
 
私はラーメンを食べるために一旦下山。

それぞれの山の日を楽しんでいただきたい。

懐かしの穂高へ [北アルプス]

剱岳へ頻繁に通うようになり、すっかり足が遠のいてしまった穂高へ。
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西穂から奥穂のルートは東京でガイド活動を行っていた頃、頻繁に訪れていたが、10数年ぶりになるだろうか。
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まずは西穂山荘へ。
夕立が来る前に到着した。
割と空いていて個室でゆったり過ごせた。
 
翌朝は雨が残り、予定出発時間を遅らせてスタート。
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霧雨の独標を越えて、濡れた岩場が嫌らしく感じる。
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ピラミッドピークを越えたら、ブロッケンが出た。
チャンピオンピークというのができたらしいが、どれだかわからない。
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西穂山頂でようやく、青空が見えた。
ここからロープを繋いで、ジャンダルム、奥穂を目指す。
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目指す峰は遥かに遠い。
 
間ノ岳あたりから、以前の記憶が蘇ってきた。
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逆層スラブを越えて、天狗へ。
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まだまだ先は長いのでゆっくり歩いているつもりが、いつの間にかガイドグループの先頭になってしまった。
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ようやく、ジャンダルムを望む場所に出た。
飛騨尾根にロープが見えたので、誰かガイドがいるのだろう。
誰だかすぐにわかった(笑)
飛騨尾根も良くガイドしていたが、今回は普通にノーマルルートから登る。
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飛騨尾根をガイドしてたA君に撮ってもらった。
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ロバ耳周辺は一番気を使う場所。
以前は、もっと岩がカチッとしていたが、繰り返される地震の影響なのだろうか、随分と悪く感じた。
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そして、フィナーレの馬の背は快適に登れた。
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奥穂に到着。
 
安定した技術を持ち、タフなお客様方のおかげで早い時間に穂高岳山荘へ。
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穂高岳山荘は混雑していたが、個室対応していただいたおかげで快適な一夜を過ごすことができた。
 
腕利きの山岳ガイド、国際ガイドと多くの再会があり、楽しい時間を過ごせたことも嬉しかった。
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最終日は朝焼けが美しかった。
この展望テラスは素晴らしい。
お世話になった穂高岳山荘から白出沢ルートへ。
2020年の地震でルート崩壊して、2年間通行止だったが、穂高岳山荘の尽力で復旧したばかりと聞き、降りてみたかった。
過去に2回降りたことはあるが、そうとう昔なので、ほぼオンサイトだ。
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上部は、不明瞭な部分もあるが、慣れた登山者ならルートロストすることはないだろう。
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アビナイヨ(笑)
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新しい鎖場はまだまだ足元は不安定で注意が必要。
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長いハシゴや鎖場、高巻きを繰り返す。
足元はかなり不安定で、ヘルメット必須。
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この橋を渡ると悪場は終わり、平和が訪れる。
あとは枯れ沢を数ヶ所渡り、樹林帯を抜けるだけだ。
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白出沢登山口に至る。
涸沢側と比べると、ほぼ無人と言って良いくらいの静かなエリア。
上高地の喧騒が苦手な方にはお勧めかも知れない。
ただし、それなりの登山力は必要だが…。
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穂高平小屋でカキ氷を食べて、スッキリ!

新穂高へ無事に到着して、周回終了。
天候に恵まれた素晴らしい三日間。
このタフな周回は、体力気力が必要で、核心は復行なった白出沢の下降だった。
今後、登山者が入って道が安定するのか、または雪や地震の影響でどう変わるのか。
興味深く通っていきたい。
 
槍穂高で再びガイドしてみようと思う。
お世話になった皆様に感謝!

天候不順狭間の剱岳 [剱立山]

なかなか天候が安定せず、山の天気予報も苦しんでいる様子。

そんな中で、チャンスを逃さず快晴に恵まれた剱岳。
 
風も程々にあって快適に登れた。
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下界は酷暑だが、山の上は涼しい。
初日の雷鳥坂は、涼風が心地よく快調に登れた。
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剱御前小舎から剣山荘の間は花の宝庫。
 
人も少なくて、癒される空間。
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2日目の朝は寒いくらい。
風も吹いて秋のようだ。
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我々の影が映る前剱ノ門。
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マンツーマンなので快調。
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いつも女性をガイドすることが多いのですが、男性のお客様も大歓迎です♪
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ここはブロッケンの名所ですが、快晴でしたので影のみ。
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先程、登った剱岳を眺める。
また、別なルートから登ってくださいねー。
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剣山荘まで降りたら、お約束の握手!
肌の色がまるで…別の国の人みたい。
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剣山荘の手作りカレーライスを食べて下山開始。
 
やはり、10時を過ぎると暑い。
なので、早朝に動くメリットはとても大きい。
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帰路は剱沢にある池に寄ったが、風が強いのでシワシワ(涙)
 
暑い中、剱御前小舎を越え、雷鳥坂を降りたら更に暑い。
著名山岳ガイドさん数名とすれ違ったが、さすがに暑さでウンザリという顔してた。
 
そんな中で、信じられない光景を目にした。
 
なんか変な匂いがする…。
地獄谷の匂いとも違う!

曲がりくねった道で上から下を覗いたら、メタボな男性が登山道でお尻を出して、コンビニ袋にウ◯チをしていた。
しかも登山道脇で!
我々が側を歩いても、他の登山者が通過しても止める気配なく、目も合わせず、粛々とお尻を出したまま。
 
「やめてくれ!」と言いたかったが、逆ギレされて、その袋を投げつけられたら困るので、急いでその場を離れた。
 
暑さと臭い匂いで吐きそうになった(涙)
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雷鳥荘で温泉入って、かき氷を食べてようやくスッキリした。
 
暑いといろんな人が現れる…。


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