SSブログ

初秋の山 [剱立山]

気付けば夏が終わり、秋が始まった感あり。
3A3F3F9A-75BA-4F9F-95EE-AC48ED24A5CA.jpeg
剱御前小舎を越えたら急速に剱岳からガスが取れた。
しばらく、剱岳の姿すら見せてくれなかったが、ようやく全体像を見せてくれた。
4C149D04-E2BB-4F31-966F-6F7132260F29.jpeg
ナナカマドの赤い実も目立つようになった。
6289AB5A-2E24-4A08-B3F9-C96B6C70A3C0.jpeg
夕刻に剣山荘から見えた雲海に浮かぶ鹿島槍ヶ岳。
 
20数年ぶりに再会したガイド仲間と少し飲んでから寝た。
D45DA0D0-CD7D-4EDC-8BE5-A5A9054E7490.jpeg
夜明けは、すっかり遅くなり前剱でようやくヘッドライトが不要になった。
B53360C8-2205-49FD-8C92-D70010E0518E.jpeg
五龍岳と鹿島槍ヶ岳の間から日が昇る。
それにしても寒い。
今シーズン初めて霜柱を見た。
0D71E374-1679-4F59-A754-4D235287E783.jpeg
誰もいないタテバイを登る。
3AD3CEC5-A946-40CD-8A05-03BE5E2A5040.jpeg
親子の夢を叶えるお手伝いができた嬉しい朝。
予定を一日遅らせて掴んだ快晴の山頂。
95DC26C8-3FCF-4B89-949A-1F0CC715866F.jpeg
前剱まで降りて来たら、剱岳本峰との別れ。
31D221E7-3EEE-4582-9059-35F12B4F207F.jpeg
帰りに池へ寄り道したが、残念ながら風が吹き始め、水面は揺れた。
6771D459-7205-4E06-BEB4-25F352A33A11.jpeg
久しぶりに見た剱岳は実にカッコいい。
ここに登りたいと思う人を手助けしたい。
自分にできることはそれしかないので…。

晩夏の沢登り [沢]

悪天候が続いて、お客様を楽しませるにはコンディション的に難しく剱岳ガイドは中止にした。
 
いろいろあって、疲れも溜まっていたので、子供達を誘ってマナスル山荘へ泊まりに出かけようと思い、予約サイトをチェックしたら、まさかの宿泊休養日(涙)

黙々と溜まっていた事務仕事を片付けて、webサイトもスマホで見やすいシンプルなものに変更。
 
せっかくできた休日だが、沢登りに適した日があったので、沢登りしたい?と言ってたお客様を急遽誘って、南砺の沢へ。
6AE853E1-E85A-48D6-A90B-348C4FA3EFB5.jpeg
赤い床が綺麗だー
103DA395-14F2-4BFF-B041-C631694BD743.jpeg
リスクが少ない癒し系の沢は楽しい。
D48D642E-5558-4D27-8F3F-C1AD9CCE3306.jpeg
滝に打たれましょう!
EDCD94A8-D876-4AF7-B0C0-CE095490FE8F.jpeg
蛙を握るのはやめよう!
6801CEA4-1DAD-43BF-A23A-503EE2AC2347.jpeg
滑で寝るのは良いでしょう。
D8FA0940-7C02-4F46-BCEA-05D4D3C7BA87.jpeg
恵比寿様を囲んで。
3D3C164A-9963-4962-A8C8-49A2F75BB08B.jpeg
たくさん笑った良い一日でした!
 
皆様、急に呼んだのに参加してくれて、ありがとうございました!
 
美ヶ谷、いいね[指でOK]

秋霖 [剱立山]

秋雨前線に悩まされる昨今。
 
8月23日朝、前線が南下する前に晴れ間があると考えていた。
F9C48F2A-BB46-494D-B197-610B3183E515.jpeg
後立山の朝焼も微妙だ。
 
そして、小屋を出た瞬間に感じた湿気を含んだ温かい南風に悩まされることになった。
 
武蔵ノコルで雨が降り始めた。
49DC7189-5A3F-4198-B516-5B888660035D.jpeg
前剱大岩に着く頃には、岩は濡れてハイグレードな別山尾根に変化した。
所々に20日大雨の傷跡も見える。
553C7E65-BAF5-4BD3-BFAF-F69C71E28F95.jpeg
富山湾からの風に乗った霧雨。
こうなると剱岳にはしつこく雨が残る。
前剱で悩み、山頂アタックを諦めて帰る登山者は賢明だ。
また、剱岳が迎えてくれる日に再訪して欲しい。
 
我々は、前剱ノ門を前に引き返した。
雨の別山尾根を安全に登下降するには、ある程度のスキルが必要で、他の人が行くから自分も行けるとは限らない。
7FF6BEAE-456D-4A6A-9A6B-11CAD7BB3EC4.jpeg
一服剱から剣山荘へ降りる途中、雷鳥の親子がいた。
お母さんは子育てに大忙し。
子供もすっかり秋羽になった。
8B8F7103-1041-4E67-9F69-6924F88ACB59.jpeg
オコジョもいた。
雷鳥を狙うのか。
 
しばらく、秋の長雨のような天候が続きそうだが、与えられたチャンスを逃さぬよう適切な判断をしたい。

豪雨 [剱立山]

この週末は早月尾根からのガイド予定だった。
A55AB5DE-633B-4F8C-92D8-7C0A9B49D38D.jpeg
馬場島荘で雨具を着用して出発。
日曜は登れそうな感じだったので、なんとか頑張って早月小屋まで入りたかった。
C27AD11F-49C3-4757-92EB-BE7CD88E742D.jpeg
しかし、雨脚は強くなるばかりで、空気の冷たさを感じたので1200mで敗退した。
A76F73BC-C987-4868-AC13-9A289AA1E014.jpeg
今回は、やまきふホッピーさんと本澤ガイドもゲスト参加だった。
43DDED23-3042-48BB-8271-BBB78A513227.jpeg
馬場島荘に宿泊。
486C25BF-2068-45F1-B846-AF85DF171535.jpeg
立山川は暴れ川に!
警戒レベルは4。
上市町には一部避難指示が出た。
909E853D-A320-470C-AA6C-C30CE3DE790B.jpeg
翌朝もスッキリしない天気で、剱岳も見えない。
クズバ山へ行こうと思ったが、登山道も荒れているだろうし、中山へ。
26B71D77-557B-4C19-970A-480F954AF751.jpeg
変なお坊さんがいた。
D72B3F1F-7AEC-4EF7-A903-A7E579883213.jpeg
馬場島荘で池田さんのお蕎麦をいただき終了。

なんともスッキリしない週末となった。

晩夏 [剱立山]

この夏はいろいろあって、別山尾根に徹してガイドしている。
剱岳を初めて登る方のお手伝いは、沢山の笑顔に出会えて、やり甲斐のある仕事だ。

悪天候の予報でも、チャンスはあるし、快晴時にはない感動的な景色も存在する。
 
それを逃さず登ることも登山の醍醐味だと思うし、そのためにガイドとしての自分がいるのだと思う。
 
8月は天候が安定せず、現場で雨が止んだタイミングを逃さず今まで登ってきた。
570CDD34-EF47-4ED9-8FFC-8881B109D22C.jpeg
今回も雨が降っていないタイミングを掴まえて、登れるはずだった。
風は強くて、霧で視界も悪いが、岩はそれほど濡れていない。

しかし、タテバイ上部で単独女性が爆風で身動きが取れなくなっていたので、このままでは力尽きて堕ちる可能性もあると思い、ロープを直巻きにして降りるお手伝いをした。

我々はロープを結んでいるので、問題なく登って山頂を踏んで降りるはずだった。
 
しかし、怖がって身動きが取れない方がいたら無理。
腰が引け、岩にくっつき、怖がって指示にも従わず…これでは登ることはできない。
登れても下山に時間が掛かり、低体温症のリスクを負うことは明らかだ。
C220657D-350C-4EE7-87C5-126CC86DC494.jpeg
この花も増えてきて、夏は終わりましたかね?
714C608A-3D65-4A48-9DF9-739E675B5E01.jpeg
小さい秋みつけた!
 
少し疲れたので夏休みに入ります。

お盆を迎えた剱岳へ [剱立山]

お盆を迎えた剱岳は、登山者が例年より少なく静寂だ。
4D95D530-EB76-45F2-A906-BA4793C42D17.jpeg
チングルマが豊富な剱岳界隈。
 
登山者が少ないのは、天候不順、コロナ感染拡大の影響か。
山小屋、山荘で陽性者が出て、一時的に休業せねばならない実態は残念でならない。
これ以上、広がらず終息に向かうことを願うばかりだ。
 
さらに、入山直前またしても知人の訃報を聞き、苛立ちと悔しさを抱えながら山に向かう。
491B2CA0-A0AD-4DAD-86F1-6EDE64C14947.jpeg
この池に来ると心穏やかな時間が流れる。
A7A1EF21-98A1-48BB-9980-DB2964D20A2C.jpeg
皆様、剱人シャツを購入してくれた!
D25A064A-4562-4ACB-A06F-FFD3E9344D77.jpeg
山に来たら山を精一杯楽しもう。
61A776AA-3FAA-494C-A280-E6BB6198D4AA.jpeg
明るく元気なお客様と乾いた岩を黙々と登り、美しい景色を眺めながら山に没頭できる時間は楽しかった。
17B6870E-89CA-4338-A8DE-7C658E36E575.jpeg
影剱と虹。
A9AD306D-1E22-4642-BEF8-F3D9CC21749C.jpeg
夏真っ盛りとは信じられない静かな山頂。
A8A0D61F-7930-4363-931D-E64FC4700317.jpeg
三角点にも挨拶。
43243F50-A9BD-48D5-9836-3B784D29B5AB.jpeg
こんなにゆっくり山頂にいたのは久しぶり。
923B7507-0202-4894-9708-7CB98B11B6C5.jpeg
前剱まで降りて来たら、剱岳とはお別れ。
さぁ、あと一踏ん張り!
747A01FF-E3AB-4135-B808-C54D896D6613.jpeg
剣山荘に戻って乾杯。
CFEEF61A-EAE8-4A22-A5BB-D5C276B0A2E0.jpeg
ゆっくり山小屋タイムを楽しんだ。
BA980920-C505-4CB1-A128-5343E63550F9.jpeg
朝食を終えてから帰路へ。
後立山に別れを告げて!

剱岳を楽しみに来た皆様に沢山の想い出を持って帰っていただけただろうか。
また、剱岳に帰って来てくださいね!

山の日を迎えて [剱立山]

本日8/11は山の日。
DEF53A78-1134-4BC5-9FB3-C482B1EB696C.jpeg
立山は朝から雨が降ったが、徐々に山が見えてきた。
 
「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」
 
自分にとって山とはどんな存在なのだろうか。
自分が楽しむ場でもあるが、今は職場という部分が大きい。
お客様に楽しんでいただくにはどうしたらいいのかを常に深く考える場である。
そして、自分が存在するのは山があるからであり、関わる山には感謝しかない。
徐々にできることは限られてはきても、日々粛々と山への案内は続けて行きたい。
 
今回も剱岳を案内して来た。
初日は風が強く寒く、今が夏と信じられないほどのコンディション。
12618C3C-1222-48F1-BB28-3122DEE1BD46.jpeg
剱沢の山岳警備隊にある情報版。
今回はバリエーションルートを登る予定だが、風の影響を受けそう。
 
この日の夕方に剣山荘から見える位置で自力下山できない登山者のピックアップ。
強風の中、県警ヘリは左右に煽られながらも見事な仕事だった。
5948A63E-20A5-46E1-9145-CF0964D8A111.jpeg
後立山での事故者を積んだままのダブルピックアップとのこと。
山に登る者がいる限り、事故はなくならない。
決して判断を間違えることがないよう謙虚にならねばならぬと自らに誓う。
6323D00C-87A3-43C9-B982-8D69D01FAF94.jpeg
翌朝は昨日以上に風が強く、手探りで様子を見ながら出発。
とてもバリエーションルートどころではなく中止。
別山尾根往復でも不安だった。
F10F1FCA-F1F1-423F-AA51-D1AAD05F54B9.jpeg
前剱大岩の標高まで来ると霧雨が混じる。
コル近辺では、身体を持っていかれそうな強風。
危険を感じたら即下山しようと考えていたが、前剱に着いた時点で、このメンバーなら必ず安全に登って帰れると確信した。
C080C3E9-8C3C-4DD0-83E9-6FAB4EC3925E.jpeg
少しずつ、コンディションは改善し、タテバイの岩も乾いていて問題ない。
6BCA3952-E9D8-4853-ADFD-7F8F65B41EFD.jpeg
剱岳山頂に着いて我々が看板を掲げた瞬間、撮影してくれた方が驚くほどの青空が広がった。
またしても、自分は剱岳に守られているという感覚が湧いた。
48775F9A-3C2B-4504-BFF0-147CD04772F4.jpeg
前剱ノ門まで降りたら、休憩中の剣山荘スタッフが一人で山頂アタックしていたので、記念撮影。
53715E57-69E9-4036-92A2-603A85F270B2.jpeg
剣山荘の手作りカレーを食べて下山。
78F15988-F499-45E0-8723-0210CEB8A569.jpeg
天狗平山荘で後泊という贅沢を味わう。
温かい風呂と冷たい生ビールで乾杯!
478B89EC-DED6-4B31-8B1D-405127A43F1D.jpeg
8/10はホッピーさんの誕生日でもあるので、勝手に乾杯。
ちなみに天狗平山荘の先代、佐伯守さんも8/10が誕生日だそうな。
 
そして本日8/11は山の日。
83FFB37C-A8B9-4972-BB22-4DB477614201.jpeg
お客様方はそれぞれの山へ継続されるため室堂解散。
 
ひとりは内蔵助方面へ。
もうひと方は、11日間の北アルプス一周縦走の旅へ。
 
私はラーメンを食べるために一旦下山。

それぞれの山の日を楽しんでいただきたい。

懐かしの穂高へ [北アルプス]

剱岳へ頻繁に通うようになり、すっかり足が遠のいてしまった穂高へ。
A73C7C93-64A0-4164-A6A3-D52E143882B9.jpeg
西穂から奥穂のルートは東京でガイド活動を行っていた頃、頻繁に訪れていたが、10数年ぶりになるだろうか。
CD9A8E77-0F36-4F36-B011-A7484152A6F0.jpeg
まずは西穂山荘へ。
夕立が来る前に到着した。
割と空いていて個室でゆったり過ごせた。
 
翌朝は雨が残り、予定出発時間を遅らせてスタート。
463382C3-DED1-491F-A7E1-CD043BF55939.jpeg
霧雨の独標を越えて、濡れた岩場が嫌らしく感じる。
740CA524-BCA6-40B1-A14C-20F2072C230A.jpeg
ピラミッドピークを越えたら、ブロッケンが出た。
チャンピオンピークというのができたらしいが、どれだかわからない。
B423B9FF-9993-455A-86D4-450B25445CE8.jpeg
西穂山頂でようやく、青空が見えた。
ここからロープを繋いで、ジャンダルム、奥穂を目指す。
E5ADFAB6-9B6D-42B6-B3E2-BA43E8973120.jpeg
目指す峰は遥かに遠い。
 
間ノ岳あたりから、以前の記憶が蘇ってきた。
C724DBD3-DB97-4A7C-BD91-57A2E85F5AA0.jpeg
逆層スラブを越えて、天狗へ。
8EB5B3C0-722D-4877-BC31-197D277D7DF3.jpeg
まだまだ先は長いのでゆっくり歩いているつもりが、いつの間にかガイドグループの先頭になってしまった。
FB1E71FC-B340-4528-9A53-B4E4185A1E59.jpeg
ようやく、ジャンダルムを望む場所に出た。
飛騨尾根にロープが見えたので、誰かガイドがいるのだろう。
誰だかすぐにわかった(笑)
飛騨尾根も良くガイドしていたが、今回は普通にノーマルルートから登る。
2F5AEEB0-D2AD-4956-9751-6C6830708A6A.jpeg
飛騨尾根をガイドしてたA君に撮ってもらった。
E8636730-03B9-4A5C-836D-AA13FC0C12F4.jpeg
ロバ耳周辺は一番気を使う場所。
以前は、もっと岩がカチッとしていたが、繰り返される地震の影響なのだろうか、随分と悪く感じた。
453E08CD-EF83-4430-81B8-54ED1E20483B.jpeg
そして、フィナーレの馬の背は快適に登れた。
1161C247-084E-47F5-9F1B-BF5BCB300B08.jpeg
奥穂に到着。
 
安定した技術を持ち、タフなお客様方のおかげで早い時間に穂高岳山荘へ。
DC9ECF59-87EF-48F6-8881-6EA4577224F2.jpeg
穂高岳山荘は混雑していたが、個室対応していただいたおかげで快適な一夜を過ごすことができた。
 
腕利きの山岳ガイド、国際ガイドと多くの再会があり、楽しい時間を過ごせたことも嬉しかった。
D51F5616-5074-42E8-AF6E-19C796B5E412.jpeg
最終日は朝焼けが美しかった。
この展望テラスは素晴らしい。
お世話になった穂高岳山荘から白出沢ルートへ。
2020年の地震でルート崩壊して、2年間通行止だったが、穂高岳山荘の尽力で復旧したばかりと聞き、降りてみたかった。
過去に2回降りたことはあるが、そうとう昔なので、ほぼオンサイトだ。
3845E344-14FD-4BBB-A54F-A4D2DA0331FB.jpeg
上部は、不明瞭な部分もあるが、慣れた登山者ならルートロストすることはないだろう。
2CA66B3B-E4D5-4D6E-9C4C-152D152F09B4.jpeg
アビナイヨ(笑)
F6996EE7-3BCC-485D-A70E-28171E521635.jpeg
新しい鎖場はまだまだ足元は不安定で注意が必要。
2668F7D7-4183-4A92-9ED5-CF093B3512B8.jpeg
長いハシゴや鎖場、高巻きを繰り返す。
足元はかなり不安定で、ヘルメット必須。
CE4A8775-2415-4138-9F63-3D3BFA3AC2F4.jpeg
この橋を渡ると悪場は終わり、平和が訪れる。
あとは枯れ沢を数ヶ所渡り、樹林帯を抜けるだけだ。
EC1B4978-1373-4680-A5F2-12FE4D37E88D.jpeg
白出沢登山口に至る。
涸沢側と比べると、ほぼ無人と言って良いくらいの静かなエリア。
上高地の喧騒が苦手な方にはお勧めかも知れない。
ただし、それなりの登山力は必要だが…。
9992C73D-828A-41E1-A76E-E1DE1925B74A.jpeg
穂高平小屋でカキ氷を食べて、スッキリ!

新穂高へ無事に到着して、周回終了。
天候に恵まれた素晴らしい三日間。
このタフな周回は、体力気力が必要で、核心は復行なった白出沢の下降だった。
今後、登山者が入って道が安定するのか、または雪や地震の影響でどう変わるのか。
興味深く通っていきたい。
 
槍穂高で再びガイドしてみようと思う。
お世話になった皆様に感謝!

天候不順狭間の剱岳 [剱立山]

なかなか天候が安定せず、山の天気予報も苦しんでいる様子。

そんな中で、チャンスを逃さず快晴に恵まれた剱岳。
 
風も程々にあって快適に登れた。
BCAB693B-9F02-488E-A38D-CF77046C90A9.jpeg
下界は酷暑だが、山の上は涼しい。
初日の雷鳥坂は、涼風が心地よく快調に登れた。
DFC6B172-FC1D-4203-9E1F-F5839717067F.jpeg
剱御前小舎から剣山荘の間は花の宝庫。
 
人も少なくて、癒される空間。
90318193-4376-4A77-9FAF-21AE17C59A64.jpeg
2日目の朝は寒いくらい。
風も吹いて秋のようだ。
20EFAEF5-F3C7-4BDB-8C79-AB20EB425824.jpeg
我々の影が映る前剱ノ門。
5FB775D0-D1F6-4F51-B292-DBAF2279D6AD.jpeg
マンツーマンなので快調。
9E9C63D3-3173-425E-BC6E-67939FA78A1E.jpeg
いつも女性をガイドすることが多いのですが、男性のお客様も大歓迎です♪
8D71F603-38E9-4489-8874-B936C14002ED.jpeg
ここはブロッケンの名所ですが、快晴でしたので影のみ。
4ADFE3DE-691A-4787-BC75-90D02CF56191.jpeg
先程、登った剱岳を眺める。
また、別なルートから登ってくださいねー。
175B9BBD-6B53-4BD7-9D59-4E7C541AFED9.jpeg
剣山荘まで降りたら、お約束の握手!
肌の色がまるで…別の国の人みたい。
8E4BC5D9-74F0-4B6B-BF22-06C071BFAA6F.jpeg
剣山荘の手作りカレーライスを食べて下山開始。
 
やはり、10時を過ぎると暑い。
なので、早朝に動くメリットはとても大きい。
E1A8DB6C-98AD-47DF-8565-9201F7FB9022.jpeg
帰路は剱沢にある池に寄ったが、風が強いのでシワシワ(涙)
 
暑い中、剱御前小舎を越え、雷鳥坂を降りたら更に暑い。
著名山岳ガイドさん数名とすれ違ったが、さすがに暑さでウンザリという顔してた。
 
そんな中で、信じられない光景を目にした。
 
なんか変な匂いがする…。
地獄谷の匂いとも違う!

曲がりくねった道で上から下を覗いたら、メタボな男性が登山道でお尻を出して、コンビニ袋にウ◯チをしていた。
しかも登山道脇で!
我々が側を歩いても、他の登山者が通過しても止める気配なく、目も合わせず、粛々とお尻を出したまま。
 
「やめてくれ!」と言いたかったが、逆ギレされて、その袋を投げつけられたら困るので、急いでその場を離れた。
 
暑さと臭い匂いで吐きそうになった(涙)
CA43ADDB-9AB8-406E-9834-009E77843D59.jpeg
雷鳥荘で温泉入って、かき氷を食べてようやくスッキリした。
 
暑いといろんな人が現れる…。