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もうすぐ立春 [Guide]

地震からスタートし、山岳関係者以外にも身辺で病気、他界と残念なことが繰り返され、頭が整理できぬままに一ヶ月が過ぎた。

まだ先は見えないが、不測事態が続いた月がようやく変わり、改めて良き新年のスタートとしたい。
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山は寒暖差を繰り返す環境下でなかなか積雪量が増えず、ポジティブな判断は難しい。
いろいろな場面でそれを理解し、我慢してくれたお客様には感謝しかない。
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厳冬期の越後豪雪地帯でも、降雨があり得る時代になってきたのだ。
寒暖差が激しいこの冬は、身体も知らぬ間に疲労が蓄積しがちなので注意したい。
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山頂で視界がなくなり、経験と記憶だけで滑り降りてきた日もある。

こういう日は実に危ない。
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あまり標高を上げずに、良い雪が溜まった面に出逢えた日もあり、滑りの斜面選択は難しいが当たれば嬉しい。
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難しすぎず易しすぎないルートを選択することはとても大切で、登山でもスキーでもアイスでも楽しむ上でいつも一番気にかけていることだ。

穂高を眺めながら快適に登れた日も山頂だけはホワイトアウト。
しかし、標高や方位、風、気温に従って雪質が変化することを楽しみながら歩くことができた。
雪山を歩くには、なぜクランポンの爪が滑る場面があるのかを理解しなければならない。
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冬晴れの日には、海谷山塊を望む日本海沿岸の山へ。
富山から近い海谷山塊は、知る人ぞ知る秘境の地。
いつまでも静かに佇んでいて欲しい。
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北アルプスのはじまりとも言われる岩を登っていると生気がみなぎってくる。
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海があり山がある場所は大好きだし、そこに住めるだけで幸せだ。
 
是非、皆様にも北陸の地を訪れていただきたいと願います。

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