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露天風呂へ滑り込め! [大好きなスキー]

春の名クラシックルートへ。
栂池から蓮華温泉、そして木地屋へ降りる20kmのコース。

この週末は雨模様らしいのでギリギリまで催行を悩んだが、今回は雨にも負けないタフな心を持ったメンバーが揃ったので、必ず行けるだろうと考えた。
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幸い雨はパラパラ程度で、成城小屋から上は雪に変わった。
天狗原も視界良く、雨も止んで快適な滑走を楽しめた。
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時々引っかかる春の雪だが、これぞ山スキー。
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振子沢は早くも沢割している部分があり、ハイトラバースを繰り返す。
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天狗原から1時間少々、あっという間に蓮華温泉に到着。
今回はC社のOKさんにテールガイドを務めていただいた。
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さっさとビールを買って仙気の湯へ。
天気予報が悪かったので、他のガイドツアーは全て中止になったらしく、貸切でゆっくりと露天風呂を楽しむことができた。
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雪倉岳や朝日岳に囲まれた素晴らしい景色の中で温泉に浸かりビールを飲む…これ以上の贅沢はあろうか。

薬師の湯は女性優先ということで、更に良かったらしい。
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15時から宴会スタート。
糸魚川名物の謙信はなんと一瓶650円。
何本飲んだのだろう?
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豪華な夕食メニュー。
記憶がなくなる事をブラックアウトというらしい。
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朝風呂に入って、のんびりと。
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朝食後にゆっくり出発。
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ご主人の田原さんに見送られて出発。
ホスピタリティ溢れる素晴らしい温泉宿で、何泊でもしたい場所だ。
 
来シーズンは雪倉岳も入れて2泊しよ。
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少し雨は降っているが、木地屋まで気合入れて頑張ろう!
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橋を渡り、弥兵衛沢へ。
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雨で板が走り気持ちいい。
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ヤッホー平へ渡るために弥兵衛沢左俣を跨ぐが、トレース付いたスノーブリッジが崩壊していて、強度あるブリッジ選択が必要。
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角小屋峠への登りで、プシュっと。
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ハイライトのバーンは重い雪で慎重に。
 
ここからはウド川をハイトラバースしたり、雪が少なく地形が出ていて細かなアップダウンを繰り返し、体力を奪われる。
ワサビ沢のスノーブリッジは微妙だったが、ギリギリ通過できた。

そして、ストップスノーと走るザラメが繰り返し出てきてデリケートな雪質に神経を集中させてひたすら滑る。
  
地形図見るとまだまだ遠い…。
時々聴こえる泣き言は無視して、黙々と里を目指す。

白池を越えて、最後は林道ボブスレーでハイエースをデポした木地屋に滑り込む。
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誰か感動で泣くかと思ったけど、誰も泣かなかった^_^

20kmの古典的スキーツアーが無事に終了。
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栂池に戻って、ふるさとの蕎麦で打ち上げ。
 
想い出に残る充実した春のスキー旅。
やはり、最も重要な装備は「折れない心」なのだと改めて思う。
 
雨にも負けず、悪雪にも負けず…参加者の皆様お疲れ様でした♪
そして、ありがとう!

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