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真砂沢スキーツアー [大好きなスキー]

GWが終わった翌日、アルペンルートも空いていて、スムーズに室堂へ。
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みくりヶ池のドラゴンアイも少しずつ、眼を開けつつある。
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気温が下がり降雪で視界悪い中、雷鳥沢を上がり剱御前小舎へ。
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着いたら剱がお出迎え!
新雪が付いて、更に美男子になった。
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剱御前小舎からは、富山湾に落ちる夕陽と輝く田圃が素晴らしい。
   
19時就寝。
 
翌朝は4時30分くらいから後立山が紅くなる。
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雪が硬いのは覚悟して、5時30分に剱沢ドロップ。
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パックとカチカチが混雑するものの厳冬期のような滑走感。
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剱岳を目前に、誰もいない広大な白い世界。
この時期、降雪後の剱沢は日本にいるとは信じられない夢のようなロケーション。
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スキーという羽を持って、どこまでも飛んでいける。
 
剱澤小屋から平蔵谷までは、薄くて走るパウダーで最高だった。
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平蔵谷出合でレスト。
 
5/5にここを登降した時より、降雨降雪の影響か、面が綺麗だった。
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源次郎尾根ルンゼルートからのブロック雪崩は左岸半分を埋めている。(5/5 am10時頃に発生したもの)
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長次郎谷は雪が少なく狭い。
今夏も早めに出合が割れるかもしれない。
 
前日は長次郎谷出合から下はずっと雨だったのだろう。
デブリがガチガチで、スキーにならず。
別山谷を過ぎたら、デブリどころかセラック帯のようになる。
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真砂沢ロッジは、まだまだ雪の中だが、玄関屋根は出ていた。
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目指す黒部別山は三ノ沢下で本流が出ていて、横断してもハシゴ谷乗越まで壮絶な藪漕ぎ確定なので、ここで終了。
 
やはり、低い標高帯は一ヶ月程度、融雪が早いのだろうか。
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真砂沢ロッジからのマイナーピーク。
 
40歳代の頃、この小屋をベースにクライミングガイドをしていた。
 
小屋の屋根に座って、この景色を眺めていたら、懐かしい思い出が数えきれないほど思い起こされる。
あの頃は、ホントに楽しくて仕方なかった。
 
今は坂本心平氏が更に快適な山小屋を維持管理している。
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真砂沢はデブリがあるものの、まだ繋がっている感じ。
 
剱御前小舎への長い登り返し。
日差しが強く、暑くてシンドイ。
標高差1000mを登り切る。
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剱御前小舎でお茶をいただき、スーパーザラメとなった雷鳥沢を快適に飛ばす!
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そして、天国に到着!
3日目は、疲れもあるので近場の綺麗な斜面を滑る。
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素晴らしいコンディションに恵まれた三日間。
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これで、4/15立山オープンからのスキーガイドは全て終了。
 
まずは、無事に終わったことを感謝したい。
 
コンディションに恵まれた方も、恵まれなかった方も、立山を滑る素晴らしさを感じてくれたことと思う。
 
雪を滑れる環境は永遠ではないかもしれない。
チャンスは待っていても誰も与えてはくれない。
滑れるチャンスがあったら貪欲に滑りたいものだ。
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いつも、お迎えありがとうございます^_^

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