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山小屋敗退 [剱立山]

雨予報の室堂へ上がったら、雲海の上で晴れていた。
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スローペースだが、紅葉も進化している。
剱沢野営管理所を閉めて下山するスタッフ達、小屋を閉めて下山するスタッフ達とすれ違うたび「お疲れ様」と声を掛け合い、剱立山がそろそろ閉山に近いことを知る。
 
私はもう少し頑張らねば!
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涼しい秋風が吹く雷鳥坂は心地良い。
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ザンバランの新製品サラテ13GT RRを履いてみた。
軽くて、ヴィブラムMEGAGRIPソールが剱岳の岩場と相性が良い。

あくまで個人の感想です(笑)
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秋が深まる剱岳は喧騒もなく静粛だが、剣山荘は宿泊者が多くて賑やかだった。
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てるてる坊主の願い叶わず、翌朝は土砂降り。
冷たい風が強くて、剱岳へガイドすることはできなかった。
 
近年なかった、剱岳での山小屋敗退。

室堂へ帰るまでの登山道で「山の歩き方」を講習しながら。
今は枝葉の目新しい技術ばかりが持て囃されるが、正しく疲れない歩き方こそが登山の幹であると思う。
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来シーズンリベンジすべく、2023年剱岳ガイドのご予約もいただいた。
 
登れなかった時は虚しく疲労が蓄積することが多いが、こういう出来事は何より嬉しい。
 
来シーズンは、必ずおふたりと一緒に剱岳に登りたいと思う。
 
そして、今シーズンもあと僅か。