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2013アイランドピーク・SUMMIT編 [海外クライミング]

ベースキャンプに入ってから幸運にもずっと快晴が続いた。
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ゆっくり読書をしながら、ゆったりと時間が過ぎて行く・・・。

翌日はハイキャンプ5400mに移動し、翌日の登頂に備える。
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すぐ近くに見えるのだが、ヒマラヤはデカ過ぎて距離感を狂わせてしまう。

サミットデーは2時に起床し、3時に出発!
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当然暗い中、ヘッドランプで3級程度の岩場を登って行く。
これが見た目以上に結構長~い!
最後にナイフリッジの岩稜を渡るとそこからは氷河の世界。
ここでヘルメットを置き、アイゼンを履く。
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ここからがアイランドピークのハイライト。

雪稜とクレバス帯を抜けるとアイランドピーク頂上が指呼の距離。
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先行パーティ達がかなり急傾斜に苦労している。
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今年はダイレクトにラインが付けられ、頂上まで距離は短いものの体力的には相当厳しい。
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こんな感じでフィックスをユマーリングして行きます。
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横からはマカルー(8463m)も応援してくれている!!
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最後は垂直に近くなってくるので、息も切れる。でもユマーリングをたっぷり練習してきたおかげで全員が無事に雪稜に上がることができた!
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10月9日午前9時全員登頂!!日本を出て14日目の登頂。。。
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ご夫妻での涙の登頂、おめでとうございます!!
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今回大活躍してくれた22歳若手のmingmaシェルパ。ローツェ南壁をバックに!
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下山は最も慎重に!万全を期して!ちなみにこれはシェルパではなく、私です・・・。

まずはアイランドピークに全員登頂できて良かった。長い山旅だったが、報われて・・・。
山は実力ももちろんだが、運もかなり左右するなと改めて感じます。

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ベースキャンプにたくさん居てうるさかった鳥!いちいち纏わりついてきて、鳥嫌いの私にはウザかった。しかし、段々気にならなくなってきたし、最後には愛着も沸いてきた。パサンから名前を聞いたが忘れてしまったが。。。
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今回帯同してくれた3名のシェルパ達。すでに何度も同行しているので気の合った大切な仲間である。
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途中に沢山あったボルダー。クライミングシューズが欲しかった。
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さぁ、15日間掛けた道を日本に向かってバックキャラバン。
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帰りは気持ちも晴れやかに!
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そう言えばキャサリンはどうしているだろう??ちゃんとアメリカに帰れたか??一番気がかりだったりして。名刺渡したのに、メールも来ないなぁ。。。

我々はナムチェバザールから一日予定を早くして、ヘリでカトマンズに帰りました。
翌日からは天気が大崩れでクーンブでは大雪が続き、フライトがオペレーション不能とのことでした。
カトマンズもずっと雨ばかり。予定通りの下山だったら、帰れなくなっていたところでした。
この辺りも運が大きく左右するなぁ。。。

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