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師走寒波 [Guide]

師走はなにかと慌ただしく、仕事以外でもいろいろ走り回ってしまう時期。
そんな中でいきなり待望の本格的な寒波がやって来た。
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ずっと山にいても暖かい日々が続いていたので、とても寒く感じる。
 
歳も関係あるのだろうか。
周りの人達より寒がりになった気がする。
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スキー場も続々とオープンラッシュ。
 
新雪降ったら来てくれる臭覚優れた方と全面オープン初日に47へ。
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少し上の様子を眺めるも、薮はまだ倒れておらず、山はまだ仕上り不足。
ゲレンデ内をひたすら滑り込み。
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硬い下地の上に載る薄いパウダーが気持ちいい!
 
とにかく、この時期はたくさんの距離を滑って脚を作る。
 
寒さに慣れる。
 
ポジション確認。
 
…この冬を良きシーズンとする為にやるべきことはたくさんある。

しかし、とにかく寒くて何度もレスト。
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なにを間違えたか、ソフトクリームを注文(涙)
認知症が始まったのだろうか…。
 
松本へ移動して忘年会。
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今年お世話になった皆様と。
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大人数の飲み会は苦手だけど、大人の忘年会は好きだ。
 
そして、やまきふ共済会イベントに講師参加。
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雪山の歩き方やポールワークを講習しながら歩いたが、吹雪で寒くて、ゆっくり講習できる状況ではなく、途中から白駒荘へ辿り着く事が目的に変わった。
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白駒荘のご主人と、はじめまして!
 
なんと白駒荘は100周年を迎えたそうで、記念手拭いを参加者スタッフ全員にプレゼントしていただいた。
 
屋内に入ったら、世の中にこんな豪華な山小屋があったのかと驚いた。
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食事、風呂はもちろんのこと、雰囲気が素晴らしい。
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クリスマスの雰囲気も!
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華美にならないセンスの良い装飾品や行き届いた清潔感には感動した。
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綺麗な風呂で冷え切った身体と強張った顔を温めて!
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机上講習はヤマレコ的場社長のアプリの使い方。(写真はやまきふ共済会井関社長)
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ヤマレコをひとりで開発した稀有の天才。
有効な使い方を解説してくれた。
そして、自身が体験した遭難の話は参加者にはとても有益だったことだろう。
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ヤマレコ開発者から直接質問回答してもらえる場は貴重だ。
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ヤマテン猪熊社長は大人気。
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懇親会では、各社から協賛いただいたクリスマスプレゼントを猪熊社長とジャンケンで!
 
GRIPWELL山口社長もいらして、トレッキングポールの大盤振る舞い。
キャラバンさんからは登山靴、トレランシューズを9足も協賛いただき感謝感謝…。
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白駒荘の夜も更ける。
 
翌朝は新雪たっぷり。
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白駒池も埋まっている。
 
ダイブしたくなる気持もわからなくはない。
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童心に帰る人(笑)
ヤマテン社長がいるので天気予報も直接聴ける。
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吹雪の国道をラッセルするなんて嬉しい体験。
 
ここは八甲田か?
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これほど豪華な講師陣と直接話ができる機会はなかなかないだろう。
総勢34名、盛大に開催できたイベントは何年ぶりだろうか。
やはり、参加者の皆様もオンラインではなく、直接人と話す機会をずっと欲していたのだろう。
 
強烈な寒気の到来も、本来の雪山を経験できたと考えるなら貴重なことだ。
この経験を活かすも殺すも自分次第。

イベントは無事終了。
誰も凍傷にならずに済んだかな。
かなり心配!
 
有志で更に午後の部へ。
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超寒いピラタスで滑り込み。
師走は時間があれば滑り込み!
もっと脚を鍛えるのだ!

そして、私は雪の低山ガイドへ。
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福地山か十石山を予定していたが、大荒れ敗退間違いないので、鉢伏山へ変更。
それでも寒風がキツく、高齢のお客様達の凍傷を心配しながら登ることになった。
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山頂下では部分的に膝ラッセルとなったが、持ってきたワカンを使うほどではなかった。
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今年も毎月1〜2回、定期的に参加してくれたお二人。

継続は力なり。

前夜に「いくつまで歩けるかな」と話していたけど、80歳を過ぎても続けていればきっと大丈夫。
 
モンブランに始まり、ネパール、アンデスなど多数の高峰をご一緒した。
 
想い出に残るのは、今はもう政情的に登れないトルコのアララット。
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ここがアララット山頂。
 
山頂の素晴らしいパウダースノーが懐かしい。
いつかスキー持って行きたいと思っているうちに登れなくなってしまった。
山は本当に逃げるんだと知った。
 
もう一緒にヒマラヤ登山は行けないかもしれないけど、身体と相談しながら、その時にベストな選択をしましょう。

そして、シャルマンへ。
積雪150cm。
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私の道場だ。
 
しかし、ガラガラのプライベートゲレンデ状態。

放山のシーズンまではあと1〜2mの降雪が欲しい。
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シャルマンらしい踏み応えあるパウダーが気持ちいい。
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雪の世界はなんて素晴らしいのだろうか。
 
しかし。しかし。
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楽しみにしてた蟹いくら丼の夢は覚めた。
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更に追い討ちが…。
 
なかなか思い通りにならない日もある。
 
腹が減ったが、腹は立つ。
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でもね、救いの神はいるものだ。
 
冬になれば富山を離れて旅することが多いけど。
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帰れば、やっぱりこの山が一番だと思う。
 
あー富山の寿司とラーメンが恋しい!