岩窟有する里山へ [ハイグレードハイキング]
信州筑北村の岩殿山へ。
戸隠や飯縄の修験道との密接な関わりがあり、深い谷と荒々しい岩が点在する標高1000m超とは思えない楽しい山。
北アルプスの眺望が素晴らしい。
登り出しは降雪があり、足元は泥々になったが、フカフカの落葉でシューズも綺麗になった。
今回は来夏に剱岳を目指す方々。
不安定な滑りやすい斜面の歩き方、岩場での疲れない歩き方、バランス良い筋肉の使い方などを説明しながら登る。
稜線上では青空も見え出し、岩場の上からの景色も楽しい。
控えめな山頂標識。
分岐へ戻って、三社権現へ。
明治の初期に奥の院伽藍は焼失したらしい。
奥の院は大きな岩窟の中にある。
我々は岩窟の裏側に登り、続く岩稜で岩場トレーニング。
高度感ある岩稜帯を楽しむ。
こうして、自分の目標である山へチャレンジする前に準備していただける方々は本当に有難い。
装備やトレーニングへのアドバイスもできるし、お互いを良く知ることで同志としての関係性も築くことができるのだ。
来シーズンはきっと楽しく剱岳に登れることを確信している。
前向きにチャレンジする方々はご一緒していて楽しいし、精一杯応援させていただきたい!
2022-12-13 07:31
雪山らしく [八ヶ岳]
有難いことに、少しずつ…少しずつ高い山には雪が増えてきた。
前日までの降雪で鎖を掘り出しながらの戸隠山。
ここも季節が進めばキノコになるはず。
足跡がない山頂はフワフワで気持ちいい。
刃渡りはヤバい。
そう言えば、刃渡りの終了点にカンプのピッケルNEVEが残置されてました。
若干、デポの可能性もあるのでそのまま打ち込んで置いた。
そして、再び八ヶ岳へ。
アイスキャンディにも氷が付きだし、いよいよ来週末には部分開放となるだろうか。
それにしても、裏同心ルンゼには50名以上のアイスクライマーが一極集中し、ヘッデン下山は間違いないので、我々はジョーゴ沢へ。
シーズンインの身体馴らしにF1から。
氷が崩壊しそうなくらい柔らかいが、アイスアックスを打ち込むとやはり楽しい。
初めての雪山なお客様も楽しそう。
F2も薄いが選べば登れる。
今シーズンもアイスクライミングが楽しめそうでまずは安心!
新しいアイスキャンディステッカーができました。
ヘルメットトップにもシワにならずに貼れます。
アイスキャンディも今シーズンで20周年か…感慨深いものがある。
さて、翌日は吹雪の中を地蔵尾根から。
身体を持ってかれそうな強風と寒気は雪山モード全開だが、初めての雪山体験には厳しい。
他の登山者は全員引き返してしまったが、風下でしばらく様子を見る。
風の雰囲気が変わったので、持ってるウェアを全部着込んでそのまま山頂へ。
高倉健になった気分。
誰もいない山頂。
文三郎道を降りて、ほっと一息。
赤岳鉱泉で温かい味噌ラーメンをいただく。
そして。
J &Nで〆る。
超絶品ハンバーグ、大好き!
名物ビーフシチュー。
頑張った後に、最高の食事が摂れる環境は素晴らしいこと。
ようやく冬らしさを感じられるようになり、これからが毎日楽しみだ。
アイスクライミング、やってみたい人大募集します。
道具がなくても、体力なくても大丈夫!
全部なんとかします。
やりたいと思う心が最重要装備です!
精一杯応援致しますので、まずはやってみよう!
2022-12-13 04:56