雲の上への期待

週末に予定していた場所は谷が割れ、滑走厳しい状態。

天候もイマイチで、中止にしようかとも考えて悩む。

ひょっとして、日曜日はパウダーかもと期待してみたり。

　

土曜はシャルマンから放山がピンポイントで良くなりそうに思えて変更。

リフトを使って楽々アプローチ。

薮を越えて、エントリーしたらガスガスで視界不良。

膝の関節みたいな樹を発見して感動した。

私もこんな立派な膝が欲しい。

視界がないので、あっという間に山頂へ。

イカを食べながらガス待ち。

　

しかし、一向に視界は良くならず、身体も冷えてきたので、シャルマンへ戻る。

視界が悪い中での様々なリスクを考えたら仕方ない。

　

ザラメで悪くない雪だが、10m先が見えないので安全運転で帰る。

スーシュでカニイクラ丼を食べてから、飛山を滑って帰る。

こちらでもほどほどに楽しんで。

　

日曜日は快晴の中、馬場島へ。

前日の降雪がすでに重くて、気持も重くなるが、景色は素晴らしい。

早月尾根を登ろうとしたが、雪ある場所までほぼ夏道状態で、早々に辞めた。

ならばと、こちらへ来たが高巻道に中途半端な雪が載り、スキー背負っては悪すぎて敗退。

ホタルイカ、スルメイカ、イカフライの三種揃い踏みを食べて気を取り直してからブナクラ谷へ。

　

GW後のような感じで、落石にも注意が必要。

大ブナクラは沢割れしてる箇所あり、デブリありだが、上に登れば良い雪ないかとハイクするが、生コン状態がキープされていた。

期待していたザラメにも会えず残念。

やはり、標高をかなり上げないと厳しかった…。

　

参加された皆様には大変申し訳なく！

スキーは楽しめなかったが素晴らしい景色は堪能できた。

伊折まで降りたら、桜に浮かぶ剱岳に癒された。

　

いよいよ、来週末から立山がオープンする。

雲の上にある雪はきっとこれまでの苛立ちを吹き飛ばしてくれるだろう。

　

山は行かなければわからないが、まずはスタートラインに立つことだ。

来週末の立山は我々に何を与えてくれるだろうか。

今から楽しみでしかない。