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立山の幕開け [剱立山]

立山黒部アルペンルートが2023年4月15日に全線開通。
 
11月30日のクローズ時に滑ってから、4ヶ月半ぶりの再開。
曜日に関係なく、4月15日がオープン日と決まっていて、今年は土曜日にあたり大混雑が予想された。
 
そして海外からの観光客はコロナ前以上に殺到しそうだ。
 
しかし、悪天候予報のおかげでチケット予約はキャンセルがたくさん出てスムーズに上山できた。
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まずは無事に参加者全員、室堂に集合。
 
そして、4月15日は母の命日。
しかし、立山黒部アルペンルート開通日なので、毎年お墓参りに行く事ができないが許してもらえるだろう。
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一瞬視界が開けて、まずは立山オープン一本目を無事に滑ることができた。
 
この日に滑れることは皆さん、格別の思いだろう。
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16日も午前中は素晴らしいパウダーを2本味わうことができた。
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下山して、えび寿司で乾杯!
正月ですから…。
 
17日は、悪天候視界不良が確実だったのでガイド中止。
天狗平山荘で、山関係の社長さん達と懇親会。
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18日は朝イチのパウダーを快適に滑るも、2本目に山崎カールへ行こうとしたら、カール内は視界不良が予想されたので室堂へ戻る。
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そして、えび寿司で再び打ち上げ。
 
19日は、素晴らしいザラメが形成されていたが、この日は登山のガイド。
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雷鳥荘から見る奧大日岳の夕景は素晴らしかった。
 
20日は、その奧大日岳ガイドの予定だったが、急激な昇温リスクを考えて、国見岳へ。
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雪がある時期しか登れない国見岳から見る剱岳は均整がとれバランスが良い。
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剱岳も少し雪化粧したようだ。
21日は室堂で入山指導勤務。
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外国の方がゴミ箱と間違えているので困る。
 
22日は再びスキーガイド。
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気温が下がりカチカチだったので、雪が緩んだタイミングでザラメを楽しむ。
立山の夕方は気持ちいい。
 
23日も硬くて困った。
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一ノ越山荘の前は寒いのに沢山の人。
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寒くて我慢できず、ドロップ。
 
24日はお客様入れ替わり。
この日からスキーヤー、登山者は一気に減った。
朝はカリカリで滑れる面を探す。
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雪が緩むのを待って滑る。
 
25日は午前中に大走りへ。
昼前にはザラメ化して、誰もいない貸切の立山を楽しむ。
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午後からは降雪が始まり、これから再び積雪量は増えるかもしれない。
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春は雪の状況変化が楽しい。
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それにしても今春は雷鳥をよく見る。
毎日、見てるとさすがに飽きてくる。
 
4月15日から毎日、室堂にいるので疲れが出たのか気管支炎が酷くなり、本日下山して病院へ行くことに。
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高原バスで隣に座っていた台湾の女性が、あまりに私の咳が酷いので、喉飴をたくさんくれた。
 
薬飲んで、たっぷり寝て、明日から復活したいがどうだろうか。
 
これから、11月30日までの長いガイドを考えたら、少し休んだ方がいいかもしれない。