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10年に一度の大寒波 [大好きなスキー]

週末は降雪僅かで、平湯では修行系スキーとなったので、10年に一度の大寒波が始まる24日は久しぶりにパウダーを浴びたいものだ。
 
しかし、天候急変リスクも間違いないので、すぐに逃れてクルマの帰路もキープできる場所。
 
無難なのは、放山と考えた。
 
天候悪化は昼くらいからかと想定して、放山をサクッと滑り、午後からシャルマンのパウダーゾーンを楽しもう。
 
シャルマンに着いて、駐車場には全く雪なく、権現岳も良く晴れている。
この空気感は、嵐の前の静けさか。
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しかし、こういうことで。
 
一応、スタッフに交渉してみたが、「今日はやめといてください」とのこと。
 
どうしようかと迷っていたら、シャルマンはあっと言う前に雪雲に覆われて、強風が始まった。
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どんどん積雪量が増えていく。
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視界はないが、久しぶりの深いパウダーをたっぷり楽しむ。
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蟹イクラ丼も美味しい。
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雪はどんどん降って、吹き溜まりは深く、益々素晴らしい。
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いつまでも滑っていたい。
 
しかし、帰りの道路がだんだん心配になってきた。
そろそろ、ラストにしようとメローな斜面を流して滑っていた。
視界はなく、ゴーグルも凍っていたが、慣れた斜面で目をつぶっていても大丈夫と、かなりスピードも出ていた。
これが油断というものだ。
気づいたら空中を飛んでいた。
コースアウトして崖へ転落。
スキーは両足外れ、片方はかなり下まで流れてしまった。
 
スキーの滑落痕を追って、無事発見。
幸い怪我がなくて良かったが、あまりの素晴らしいディープパウダーに気が緩み、調子に乗ってしまった。
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まだまだ修行が足りないようだ。
もっと慎重に、丁寧に生きなければ!
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駐車場に降りたら、そんなに雪は増えていなくて安堵。
 
県境通行止めのサインが出ていたが、ギリギリ富山に入った。
そんなに大した降雪ではなかったが、予防的な通行止めなのだろう。
 
帰宅してからは、交通機関が止まり帰宅できない家族を迎えに行ったり、スーパーへ食材調達に行ったり。
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スーパーは品不足で、必要なものがほとんど買えなかった。
報道に敏感な方が買い溜めしたのだろうか。
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一夜明けて、今朝は外を見るのが怖かったが、除雪しに外へ出てみたら富山沿岸部は2cm程度の積雪で肩透かし。
除雪する雪もない。
 
少し寒いが、北陸地方の冬としては、ごく普通だ。
 
冬は雪を楽しむアクテビティを生業としている私には、さらに降雪が欲しいところ。
今後も、生活や経済にダメージがない程度に降って欲しい。

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