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光る立山 [剱立山]

3月18日まで降った富山の大雪も、19日朝には落ち着いた。

この日から金曜土曜の二日間は、富山百山の2座をご案内させていただきました。
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立山が白く光り、街も真っ白でレフ板効果。

富山の美しさが際立つ日でした。
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山頂に着いた時には雲に隠れていた剱岳も、少しずつ顔を出してくれました。
まるで、我々を歓迎してくれているかのように。
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薬師岳も真っ白でした。
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私は1月5日以来、久しぶりに登山靴を履きました。
ようやく山を歩けるようになり、とっても幸せでした。

翌日の登山も快晴に恵まれました。
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立山をいろんな角度から眺めることも楽しいです。
気温が高く、まるで春山のような長閑さを感じました。
 
ワクチン接種も始まり、感染者数も落ち着きを見せて、ようやく希望の光が見えて来ました。
久しぶりに旧知のお客様達が集まってくれて、何より嬉しかったです。
 
本日、日曜日も快晴でしたが、仕事がなかったので、下の子供達を連れて立山山麓スキー場へ。
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経済的に苦しくて、今までのようにスキーはできなくなったけど、よく我慢してくれています。
嬉しそうな顔を見ると、この時間がずっと続いてくれたらと思うのですが。
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今日は忘れられない日になりそうです。
 
また、明日から現実に戻ります。

絶景 八甲田 [大好きなスキー]

毎冬2月の恒例である八甲田スキーツアー。
例年来ていただいている方々も緊急事態宣言で参加できなくなり中止も覚悟したが、八甲田はどうしても諦めたくなくて少人数で催行した。
 
諦める理由を探せば、いくらでも辞められる。
しかし、「やらなければならない」という立場で努力して動くことで道は拓けるのだと思う。

諦めて行動しないと何も出来ない人生になるし、やらなかった後悔が最もつらいと経験してきたから。
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連日、過去に経験がないくらいの絶景を満喫した。
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岩木山がこんなにハッキリと見えるのは珍しい。
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北海道まで見えることも珍しいのだ。
 
春のような温かさに吹雪の八甲田が懐かしくなる。
 
人間とは贅沢なものだ。
 
今回も酸ヶ湯温泉を利用したいと考えていたが。
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覗いてみたら、人口密度が高すぎて玄関口で帰ることにした。
 
全て、青森のホテル個室泊で過ごした。
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でも、美味しいものは諦めたくない(笑)
いつもお世話になる寿司屋さんへ。
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そして、13日の深夜爆睡していたら、地震に起こされた。
縦揺れから横揺れが長く続いた。
ホテルがミシミシと鳴って只事ではないことが解る。
揺れが落ち着いてから、各部屋に連絡したが誰も起きず…。
 
翌朝はリスクを考慮して中止も考えたが、八甲田を知り尽くした八甲田山ガイドクラブにお願いして安全で良い斜面を味わうナイスツアーに。
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葛西ガイド、ありがとうございました。
相馬隊長の元気な笑顔も変わらずで良かった。 

東北新幹線の不通で、月曜以降の予定は中止。
お客様はそれぞれ飛行機で帰るが、高額な経費負担ができないので私は在来線を乗り継いで帰ることにした。
青森駅を出て9時間、今はまだ直江津駅に向かう信越本線に揺られている。
 
八甲田、やっぱり行って良かった。
今度の冬はフルメンバーでディープパウダーを楽しみたいものだ。
そのためにも、今を乗り越えねばならない。

伯耆大山へ [大好きなスキー]

緊急事態宣言で仕事はほとんどなくなった。

そして、年末から持病の腰痛が悪化。
毎冬、腰痛と相談しながら山に向かうことが多いのだが、今シーズンはかなりダメージが大きく坐骨神経痛で歩行もままならない日もある。
病院で骨盤牽引と低周波電気治療を受けながら生活している。
こんな最高の雪が降り続く歴史に残るシーズン中、甚だ悔しい限りだ。
これも乗り越えなければならない試練と考え、前を向いて進みたい。
 
2月に入り、痛みも軽減してきたので、伯耆大山へ向かう。
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途中、兵庫県で一泊して米子へ。
20数年前の冬に北壁を登って以来、久しぶりの大山。
しかし、連日風が強く、初日の雨でカチカチ山の状態で山を滑るコンディションには恵まれなかった。
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大山のスキー場は日本海が目前で景色が素晴らしい。
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しかし、ゲレンデコンディションはアイスバーンで転倒したら止まらない。
私の腰にもダメージが大きい。
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宿では美味しいジンギスカンを楽しむことができた。

期待していた降雪もなく、アイスバーン状態はキープされたままなので、降雪ありそうなハチ北へ転進。
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軽いパウダーとはいかないまでも、まずまずのコンディションだった。
 
今回、参加されたお客様には甚だ申し訳ない旅だった。
 
次の仕事に向けて、しっかり休み、治療しながら準備します。