週末は観光に [北陸]
この週末は気合い入れて笈ヶ岳に登る予定だったがかなり本降りの雨で中止。
予想より高額の支払いで、財布の中は220円になってしまった。
ただでさえ、コロナショックで金欠なのに。
早起きして、銀杏峰へ。
福井は雨が上がっていたが、登山口は冷たい雨が降り続く。
この看板を見て、みんなで凹む。
せっかくなので、越前大野城へ寄ったり、街並を見たり。
千里浜なぎさドライブウェイを走ったり。
富山の百山にも登って。
そう言えば、土曜も富山の百山でした。
氷見うどんの店で鍋焼カレーうどん。
雨晴は全く山が見えず。
せっかく富山に来ていただいたのに、天気に恵まれず、すっかり観光旅行になってしまい申し訳ございませんでした。
こういう時だからこそ、山にお連れしたかったです!
いつか、堂々と山に行ける日が必ず来ると信じていたい。
2020-03-29 17:36
栂池高原にて [大好きなスキー]
今シーズンは何かと栂池へ行く機会が多い。
昨日は快晴で自然園の周りをマッタリと。
古くからお付き合いいただいている御夫妻とお手伝いさん。
白馬乗鞍岳から鹿島槍ヶ岳まで素晴らしい景色。
雪山にいられるだけで幸せを感じます。
今日は朝早くは晴れていたが、すぐに雨が降り出しました。
雨は板が走って気持ち良い。
栂池は下まで滑れなくなったので、ゴンドラ下山が残念。
今シーズンはこれで終わりにします。
昨日、何人かの若いガイドっぽい人に「お疲れ様でーーす」と挨拶されたが、帽子にサングラス、ヘルメットにゴーグルじゃあ、どこの何様だかわからない。
挨拶というのは、ちゃんと顔を見せてするもんだぞ(笑)
2020-03-27 18:33
春分の日3連休の過ごし方 [北陸]
春分の日を絡めた3連休は鹿島槍ヶ岳ガイドの予定だったが、初日と三日目が厳しい天候になりそうだったので中止して、中日の好天を利用して金剛堂山へ。
早朝、登山口へ着いたら凄いクルマの数で驚いた。
沢山の先行者のトレースで、ワカンを履くことなく登下降できた。
360度見渡せる素晴らしい眺めに感動した。
スキー、スノーシュー、ワカン、アイゼンと様々なカッコした登山者がいたが、どれも正解。
みんな平和で良い一日だったことだろう。
高い山に登ること、難しい山に登ることだけが立派なのではなく、身の丈に合った山を選んで自分で考えて楽しい登山を行うことが一番カッコいいと思う。
SNSで神様面した輩の粗探し投稿を見てるとウンザリ。
私もたくさん間違えてばかり。
いつも、反省と後悔ばかりしています。
3連休最後は雨。
誰も来ないスキー場でお客様とマッタリとゲレンデスキー。
これも正解でした!
2020-03-22 17:33
剱立山の展望台 [剱立山]
平日の大倉山へ。
少し霞んでいたが、山から海まで360度見渡せる天国のような場所。
稜線上は雪がたっぷりでワカンなしでは歩けない。
この日は富山市で24.1℃まで気温が上がり、雪は時間が経つにつれて、グズグズになってきた。
風も段々と強まり、悪天候に向かって行った。
今日からの3連休は鹿島槍ヶ岳に入る予定だったが、慎重にならざるを得ない天候になりそうで中止。
なんとか、明日をうまく使いたい。
2020-03-20 15:03
北海道へ行って良かった [大好きなスキー]
日本山岳ガイド協会資格更新研修を終えた。
資格更新研修は3年に一度の受講義務があるのだが、私は年齢的にこれで定年となり以降は受講義務がないと協会からメールがありました。
少し寂しさを感じるが、引退は自分で決めてくれということだと感じている。
誰からも必要とされなくなったら、ひっそりと消えていきたい。
さて、その研修終了後、お客様方と北海道へ行ってきた。
緊急事態宣言が出された北海道へ向かうことに迷いはあったが、行きたい気持の方が勝った。
千歳空港の到着ロビーはガラガラで、金曜夕方とは思えなかった。
クルマの中でも一応マスクして、手はこまめに洗い、食事はなるべく個室にしてもらいました。
飛行機や新幹線も乗客が消毒に注意し、以前より全てが清潔で安心して乗ることができる気がする。
ANAは、機内誌もなく、ブランケットや新聞紙もなく、ドリンクサービスもなし。
客室乗務員は全員マスクして、手持ち無沙汰で異様な感じがした。
大好きな寿司屋もガラガラで、この状態が続いたらどうなるのか、心配になる。
スキー場はガラガラで滑る側には最高だが、やはり活気が欲しい。
ロープウェイは運休のところが多く、ゴンドラは窓全開で寒かったけど、動かしてくれるだけ有難い。
小樽で時間があったので、私を可愛がってくれた祖母の故郷である余市に寄った。
2歳の時に父に連れられて行ったらしいが覚えていない。
私の両親も亡くなっているので、実家がどこかはわからなくなってしまった。
余市のニッカウイスキーに寄ったが、コロナウイルス対策で警備員に封鎖され、門へ近づくことすらできなかった。
それでも、北海道の美味しいものをたくさん食べて、山に登ってスキーして、パウダーをたっぷり味わった。
やはり、北海道へ行って良かった。
普通であることの幸せを感じることができた。
コロナウイルス騒動のようなことがあるとつくづく感じるのは、山に登るとはなんなのか。
山をガイドする仕事になんの意味があるのか。
今は、山なんか行ってる場合じゃないと言われると、その通りとしか言いようがない。
でも、山に行きたい人は、周りを気にせず行けば良い。
やっぱり、元気になりますよ。
2020-03-18 10:35
ガイド資格更新研修 [Guide]
四日間、栂池でガイド資格更新研修を受講してきました。
コロナ騒動の中で催行されるのか疑心暗鬼だったが、宿泊施設も個室対応してくれて、無事に終えることができた。
今回は雪崩講習会。
担当講師が素晴らしかった。
豊富な経験と深い知識から発する言葉は、全て記憶に残りやすい印象的なものだった。
誰かの受け売りや、本やネットで読んだような知識をカッコ付けて発するガイドが多い中で、久しぶりに本物を見たように思う。
本物が発する言葉は、重く記憶に刻まれる。
今回受講したガイド達も、ほとんど知り合いばかりだったので、リラックスした中にも良い時間を過ごすことができた。
コロナ騒動で、ガイドキャンセルが頻発する中で、四日間も時間を拘束されて、少なからずの費用を払って、正直こんなことしてる場合ではないのに、一定環境に不特定多数を集めて感染リスクを高めることに、日本山岳ガイド協会は何を考えているのかと受講前は腹立たしかった。
しかし、リスクを払っても、とても価値がある時間だった。
雰囲気に流されて盲目的に自粛方面に進むより、本当に自分のためになる物を選別することが得策な今なのだろう。
少なくとも山には行かないと。
2020-03-13 10:55
ダメージ [大好きなスキー]
今朝、昼闇山方面へと焼山温泉に行ったらトレーラーがいて、たくさんのスノーモービルが出発準備をしていた。
雪も先週より随分と減り、心が折れてシャルマンへ移動しました。
先週の新田山各斜面には、スノーモービルのトレースだらけ。
先月の岩木山でも、我々が登山中にスノーモービルの爆音が響いていた。
8合目まで上がって来てる様子だった。
静かな山を楽しみたいので、スノーモービルがいる場所を登ったり、滑ったりはやりたくない。
生態系にも影響あるだろうし、地面も削れるだろうし、様々心配で仕方ない。
国立公園内は基本的にスノーモービルNGなのだろうけど、他地域も規制できないものなのだろうか。
我々も自然に少なからずのダメージを与えて、遊ばせていただいている身なので、少しでもダメージを与えない努力を惜しんではならないのは当然。
アイゼンやスキーでハイマツ踏んだり等、気を付けたいものです。
平気でそんなことやってたら、奴等と変わらないです。
2020-03-08 17:17
大野富士へ [北陸]
平日の良き日に福井へ。
越前大野の城下町に宿を取り、身体を温める。
夜は名産品を戴きながら、まったりと。
翌朝早くに登山口へ。
前日からの降雪で周りは真白に。
冬は冬らしくあって欲しい。
この山最大の魅力は白山と対峙しながら登れること。
ラッセル6時間でようやく山頂へ。
誰もいない我々だけの贅沢。
最近、ハマっているホットケーキの行動食。
下山時には沢山の方々とすれ違ったが、トレースがない荒島岳は私達だけのもの。
平日の良き日に登れて幸せでした。
2020-03-07 09:30
山はしろがね [大好きなスキー]
昨日は栂池自然園に行き、スキーで散策しました。
時々、ガスの切れ間から見える白馬の稜線が真っ白で、とても美しかった。
背後には高妻山や火打が美しく、自然と笑顔になれます。
毎日、コロナウイルスのニュースばかりで不安が募るばかりですが、私ができることは山にいらしてくださった方々に「やはり山に来て良かった」と笑顔になっていただくことくらいしかありません。
山はずっと変わらず綺麗なままです。
来れる方は是非いらしてください。
私も山も一緒にずーっと待ってます!
2020-03-04 09:45
山に行こうよ [大好きなスキー]
この週末はBCデビューのおふたりと頸城の旅。
まずはシャルマンで足慣らし。
コロナの影響か、空いてます。
夜は親不知観光ホテルで蟹尽くし。
ガンガン動いて、美味しいものを食べて飲んで、またガンガン動いて…、よーく寝て。
それに勝るものはなし。
そして、新田山へ。
能生の怪峰 鉾ヶ岳と日本最後の秘境 海谷山塊の絶景が素晴らしい。
重い雪も滑れれば最高。
最後は、あさひ楼で〆。
快晴の3月1日でした。
私のお客様方は医療従事者や高齢の方が多く、コロナ騒ぎでガイドキャンセルが続いています。
日本全体に広がるイヤーなムード。
心配なのは仕方ないけど、動けないのは最も不健康。
こういう時こそ、山は元気を与えてくれます。
交通手段?
普段から数多い山でのリスクを最小化して登ることに長けた登山者なら感染回避などは慣れたものでしょう。
好きなことを思い切りやって、美味しいもの食べて、寝まくることが私は有効だと思うのですが、どうなんだろうか。
最後は人それぞれだからね。
たぶん、この騒ぎは長期化するので、短期的に我慢したら収束するという単純なものじゃなく半年、一年続いたらどうなるかを考えないといけないような気がします。
2020-03-02 05:41