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仕事納め2022 [大好きなスキー]

2022年の仕事納めは、伯耆大山から飛行機で北海道へ行こうか、東北へ行こうかなどと迷っていたのだが、なんとなく嫌な予感がしてまずは富山に帰ることにした。
 
近場で控えめにゲレンデセッションを楽しもう!ということに。
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まずはキューピットバレイへ。
 
ここは随分前、パトロールの方にレスキュー講習をしたことがある馴染みのある場所。
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ガンガン降ってはいるが、湿度高く重たい雪でバッチリ筋トレになった。
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大晦日は、グリーンピア津南へ。
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ポールポジションをゲット!
硬い雪面の上に載ったパウダーが気持ち良かった。
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新潟の豪雪地帯は独特の雰囲気がある。 
 
昼には雪も終わり始めていたので、早めに終了。
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過酷な労働条件の中、仕事クルマのジムニー&ハイエースも一年良く頑張ってくれた。
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本年最後を飾るラーメンは、津南の名店「かどまん食堂」へ。
ピリ辛のネギラーメンを食べて、冷えた身体を温めた。
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先程、無事に富山へ帰宅。
 
たくさんあった雪もすっかり消えて、四方漁港の海も穏やかだ。
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幼馴染が宮司をやってる四方神社も準備万端。
 
今年は還暦を迎え、厄年でもあったのだが幸い怪我もなく、無事に大晦日を迎えることができて良い年だったのだろう。
 
来年は世が平和となり、穏やかになるよう祈ります。
 
お世話になった皆様、本年も誠にありがとうございました。
来年も引き続き、よろしくお願い申し上げます。

七転八起 [大好きなスキー]

ある野望を叶えるため、今シーズンからBCスキーを初めた方とシャルマンへ。
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スーシュの蟹イクラ丼も復活!
(このボリュームはサービスしてもらってますので悪しからず…)
昨シーズンはイクラ不足で、メニューから外れてた。
東京で食べたら5000円くらいですかねー
物価高騰により1600円に値上がりしてだけど、問題なし。
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この日は一日の中で雪質変化が激しかった。
やはり、雪は生き物なのだ。
滑るタイミングを人が合わせないと。
午後からは柔らかくて板がコントロールしやすい人に優しい雪に変わった。
 
非圧雪がメインのシャルマン。
傾斜も強く、一本が長く、トップとボトムの雪質はまるで違う。
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非圧雪で格闘して、仮面ライダーの変身みたいなポーズになっているが、「七転八起」
初めてなのに良く頑張った!
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物価高騰の波は登山用品、スキー用品には特に顕著に影響が出ている。
値上がり幅が半端ない。
全てを揃えるには勇気がいる金額だが、このギアは素晴らしい風景への筋斗雲なのだ。

年末で冬休みに入ったので、地元の子供達が気持ち良さそうに滑っている。

「子供達は怖くないのかしら?」
 
大人になると、考えなくても良い余計な学習ばかりして、しなくても良い心配ばかりして、どんどん身動きが取れなくなってしまうのだ。
遊びの天才である子供達から学ぶことは多い。

「考えるな!行動しろ!」ということで!

クリスマス寒波 [大好きなスキー]

クリスマス寒波。 
雪は天からの贈り物。
 
降った所、あまり降らなかった所、いろいろあったようですが、我々はいい場所にいられたようだ。
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妙高は前日までベースにはほぼ雪がなかったが、一晩でドーン!
アカカンは、一瞬で全面滑走できる環境に変わった。
一晩でこれだけ積もることは珍しい。
 
前山方面へ上がってみたが、フカフカのライトなパウダーを楽しめた。
 
写真撮ってる暇がないほどの祭り状態(笑)
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そして、場所を変えて平湯パウダーをいただく!
 
山はまだ仕上がってないので、動力利用してパウダーを効率的に狙う。
38度リフト下の看板コース「ジャイアント」はクローズだったが、我々の来場を待ってたかのように、第二リフトに乗った瞬間「ただいまからジャイアントコースをオープンしま〜す」と放送あり!目が覚めた!
なんと、素晴らしいタイミングでのクリスマスプレゼント!
今シーズンオープン記念のジャイアントパウダーはもう最高!
良いタイミングで降雪と風が入って、リセットされる。
 
両日ともにリフト待ちもなく、素晴らしい時間を過ごすことができた。
妙高と平湯のサンタクロースに感謝!

夏めく立山スキー [大好きなスキー]

6月最後の日は立山へ。
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みくりが池もドラゴンアイは終わり、夏仕様に変わる。
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午前中は雲に覆われ、視界不良だったが徐々に回復傾向。
 
ザラメ狙いで長い谷の中を狙って滑る。
岩が浮いた尾根の近くは落石もあるので不用意には近づけないし(この日も大きな落石が2回あった)、クラックも多数あるので、一般的にはお勧めしないが、立山をよく知る人ならまだまだ楽しめるように思う。
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今回で板を仕舞おうかと思っていたが、これだけ気持ち良く滑れたら、なかなかやめられない。

というか、やめる理由がない。
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人生なにがあるかわからないから、やれる時には後悔しないようにやっておきたい。
 
この日の夜は地元神社で、夏越の大祓。
今年上半期の罪と穢れをお祓いし、7月1日からを新たな気持で迎えるために!
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人間として生きている以上、罪や穢れは生まれてしまうのが当たり前で、日常の中で悔いたり悩んだりすることも仕方ない。
しかし、それを引き摺る事は更に良くないことで、一旦リセットする機会があれば逃すべきではない。

この神社の宮司は私の幼馴染の女性で、私の仕事も良く理解していて、こうしてお祓いに誘ってくれる。
明るい気持で夏を迎えることができてとても有難いことだ。

夏至のスキー [大好きなスキー]

夏至は太陽のパワーが最も強まる日。
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ザラメ狙いでゆっくり時間で立山へスキーを持ち上げた。
 
今シーズンは富士山で板仕舞いかと思っていたが、立山を歩いていると縦溝もなくて面が綺麗だなぁと感じていた。
実際、来てみたら、斜面とタイミングが合えばまだまだ楽しく滑れる。
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雪氷藻が目立つ赤い斜面。
 
午前中はまだ氷が引っかかる箇所もあったが、昼過ぎたら文句なしのコーンスノー。
滑り手は誰もいなくて貸切。
これからまだコンディションが良くなるかもと期待は膨らみ、スキーを仕舞うタイミングも理由も見当たらなくなった。
 
やはり、山は来てみなければわからないものだ。
 
アルペンルートも山荘もガラガラに空いている時期なので、ゆったりと楽しむには最適期かもしれない。
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まだ、もう少し粘ってみようかと思う。

春の定番 鳥海山へ [大好きなスキー]

GW明けの定番イベントとなっている鳥海山ツアー。
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今年もずっと楽しみにしてきた。
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金曜夜に新潟で旨い酒と肴で前夜祭。
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村上牛はすご〜く美味かった。
 
土曜はいつも月山に登るのだが、生憎の雨。
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夕方までには雨も上がりそうだったので、鳥海山にダイレクトで入り、吹浦ルートから日本海に向かって滑ろうという目論みで大平山荘にて天気待ち。
 
登山口で様子見るも、視界なく冷たい雨が降り続き、もう諦めて酒田へ戻ろうとクルマを動かした。
いつも雪で埋まっている登山口の階段が出ていて珍しいなぁと思って、ゆっくり左に寄ったら、左前タイヤが急に沈んだ。
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よりによって、スリップ注意の看板前で。
3人のお客様に押してもらいながらタイヤを左右に動かしても、完璧に宙に浮かぶタイヤはどうにもならず(涙)
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JAFを呼んだが、待つ時間は長い。
 
カーブ箇所で、深い霧で視界も悪く、後続車に突っ込まれると大惨事なので、スキーウェアを着込んで、外で待機する。

通過するクルマは沢山いたが、みんなシカト。
 
その中で一台だけ、デリカD5が通過した後、戻ってきた。
 
「ひょっとして、本郷ガイドさんですか?」と若者が現れた。
「初めてお会いしますが、JMGAの末端にいる者です。何かお手伝いできることありますか?」って。
 
ホントに困っている時に、こういう声は有り難いものだ。
ロープで引っ張る提案もしてくれたが、「JAF呼んだから、大丈夫だよ」と、そのまま待機。
こういう素晴らしい人格のガイドもいるんだと感心した。
 
1時間半ぐらい待ったか。
当然、ランクルかハイラックスが来るのだと思っていたら、到着したのは、まさかのジムニー。
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私もジムニーオーナーだが、四駆ハイエースの巨体を引き上げられるのかと心配になってきた。
 
しかし、この二人の若者は素晴らしい腕前でホレボレする作業だった。
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ウォーンのリモコンウインチを使いながら、枕木を足しつつ、あっさり引き上げてしまった。
 
私がJAFを呼んだのは、初めてだったが、仲間やお客様のクルマトラブルでJAFの作業は今まで何度も目にしてきた。
この二人は間違いなくプロだった。
ホスピタリティも素晴らしかった。
しかも、無料。
JAFは入っておくべきだ。
人間は必ず間違える。
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お客様を乗せていて、脱輪するなんて恥ずべきことで、あってはならないことで反省しきり。
しかし、良い体験ができたと言われて、少しは救われた。
クルマにも、皆様にもダメージなくてまずは良かった。
 
酒田に戻り、蔵王でお世話になっている青山さんと合流し、みんなで「久村の酒場」へ。
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ここは素晴らしい。
異次元ワールドだ。
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今回もご一緒いただき、ありがとうございました。
 
日曜は朝早く、祓川へ。
駐車場はまだ余裕だった。
 
白馬のブロガーガイドJや八甲田のイケメンガイドTもいて賑やかだ。
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やっぱり、この景色はテンション上がる。
しかし、風は強く非常に寒い。
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背景が開けて、天国のようなハイクアップは他の山域では味わえないお楽しみ。
 
避難小屋を過ぎるとフィルムクラストができているが、強風で氷が飛んできて痛い。
だんだん、ウインドパックして雪面も堅くなり、九合目でほとんどの滑り手は帰って行った。
鳥海山、初めての方もいたので、何とか頂上へ連れて行きたくて、あともう少しまで頑張ったが、これ以上はヤバいという所で撤退。
ダメな日はダメなので…。
かなり寒くて、厳しい風の中、私の行動食は冷やし中華(涙)
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いつも暑い中登って、山頂で冷やし中華を食べるのが、私のルーチンワークなのだが、この日ばかりは地獄絵図だった。
凍える身体に、冷やし中華(涙)
 
そして、滑走!
最初はパックしていたが、途中から走るフィルムに変わり、最高。
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皆様の笑顔が何より嬉しい。
 
途中で聞き覚えがある声がした。
種村ガイドがソリ遊びをしていた。
↑写真撮ってもらいました。
 
山頂には届かなかったが、鳥海山のロケーションを味わいながら、良い雪を滑れて満足していただけたようだ。
 
道の駅「象潟」に寄ってランチして…どうしても外せない鳥海山の〆は2つある。
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花立牧場のジャージーソフトクリーム。
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そしてババヘラだ!
ババヘラは永遠に不滅です!
 
こうして、春の定番イベントも終了したが、今回は反省が多かった。
 
また、来年リベンジよろしくです♪

馬場島に春が来た [大好きなスキー]

この春のメインイベントとして皆様が楽しみにしていた立山川から馬場島へのスキー滑走。
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ところが、室堂は視界が真っ白。
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雷鳥沢へ向かって滑ったら、走るザラメは気持ち良かったが、足元しか見えず、リグループポイントでも誰がどこにいるのか見えず、ホイッスルを鳴らしながら無線機で誘導する始末。
雷鳥沢キャンプ場へ向かうと、おそらく落ちてから時間も経っていない、大規模なブロック崩壊した跡があった。
 
上が見えないので、安全地帯に逃げるまでは次が落ちてこないかと警戒が必要だった。
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残念ながら、23日の立山川へのドロップは選択できなかった。
降りてしまえばなんとかなるだろうという誘惑を断ち切るのは大変だったが、谷底をルートに取るには危険な日だった。
 
雪塊、雪庇の崩壊。
落石。
クラック。
湿雪雪崩。
考えたらキリがないリスクの数々を視界不良の中で管理できるはずもなく。
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雷鳥荘で作戦会議を開く。
夕方から視界が明るくなりそうだったが、馬場島荘へ降りねばならず。
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たくさんの雷鳥に挨拶しながら室堂へ帰る。
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天狗平に寄ってラーメン食べてからバスに乗る。
 
馬場島に到着して、東小糸谷出合から本流を見に行ったがかなり雪量が減っていた。
ここ毎日相当の融雪が進んだそうで、あのまま立山川を落としたら、かなり危険な状況になっただろうと推測できた。
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馬場島荘では焼肉パーティーと宴会。
 
翌日はブナクラ谷へ。

やっぱり、昨年より雪が少なく、オオブナクラ谷出合から本流が雪切して、デブリも堆積していた。
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面が綺麗なメローな斜面を繰り返した。
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かなり、不本意な二日間だったが笑顔で過ごせた。
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池田さんが元気で嬉しかったし、蕎麦も最高だった。
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馬場島にも春がやってきた。
今年の夏は馬場島から登る剱岳をたくさん企画している。
 
立山川を滑って降りることはできなかったが、 この日に知床観光船沈没事故を馬場島荘で知った。
運営会社、船長、甲板員の資質、キャリアに問題ありと報道されている。
 
私の仕事も、お客様の命を左右する判断を繰り返すことが日常なので、他山の石としたい。
 
自らが衰えたら、ガイドレベルを下げ、それでも叶わなければ、潔く引退すべき仕事だ。

春の立山へ [大好きなスキー]

4月15日に立山黒部アルペンルートがオープン。
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5日間を過ごしたが、コーンスノー、フィルムクラスト、アイスバーン、ストップスノーと春の雪変化を日々満喫。
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景色は素晴らしい。
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楽しい仲間たちも遊びに来てくれた。
 
これから11月30日の閉山まで、いろんなことがあるのだろう。
立山でどう活動するか気が重い。

巨大な山塊 [大好きなスキー]

冬の守門岳は大雪庇が山頂稜線に作り上げられることが有名で、その大きさは東洋一とされるほど。
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今シーズンはあまりにも積雪量が増え過ぎて、早めに大雪庇は落ちてしまったようだが、それでも充分に迫力があった。
 
初日は、守門黒姫を目指す。
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この橋に積載した雪が壊れそうで、実にスリル満点。
お客様方は写真撮りながら喜んで渡っていたが、「写真なんかやめて、速く渡ってくれー」と。
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沢地形のアプローチで、この時期は左右からデブリだらけ。
気温がどんどん上がり、コロコロと雪塊が落ちてきて、狭い谷筋の通過が怖い。
リスクを避けて広くてメローな地形に目標を変更。
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春の山を滑るのは判断が難しいけど、それも魅力のひとつだろう。
少人数で存在するリスクを共有しなかがらガイドしなくてはならない。
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対岸に見える浅草岳周辺も滑りたい欲求を誘ってくる。
来シーズンだな。
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夜はホッピーで幸せに!
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翌日は快晴の守門大岳へ。
国道から眺める守門稜線は余りにも巨大で遥かに遠く、とても日帰りできるようには思えないスケール感。
 
4時間キッチリ真面目にハイクして山頂へ。
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フィルムクラストが形成されたメローな斜面を眺めながら歩く。
適度な風と気温、日射…。
良い時間帯に上がって来れた。
快適な滑走は保証されたようなものだ。
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東洋一の大雪庇を眺めながらランチしてからドロップ。
 
滑り出した瞬間から歓喜の声!
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写真を撮る時間がもったいないくらい気持良いスキーが続いた。
景色を眺めながら、ゆっくり滑っても山頂から1時間も掛からず無事に駐車スペースへ。
 
山は楽しい。
毎日、山に行けて素敵な仕事ですねと言われる。
楽しいことがあれば、同じくらいかそれ以上、シンドイことや哀しいこともある。

この二日間は赤岳での雪崩事故の状況を関係者から聞きながらの行動で、正直なところ山が怖くなって仕方なかった。
今まで八ヶ岳を中心に、沢山の遭難者を救助してきた周平さんが雪崩で亡くなったことは未だ信じられない。
しかし、山の事故とはいつもそういうものだ。
 
山へは常に覚悟を持って向かうべき。
自分は大丈夫なんて絶対ない。
明日は我が身。
 
自分の経験、知識、感性でヤバいと思ったら、いつでも逃げるし、その判断を信頼してくれる方と登ることが必要だと思う。
それでも、リスクは絶対なくならないのだ。
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亡くなる5日前、赤岳鉱泉の窓際でひとり朝食を食べていたら、「本郷さん、写真いいですかー?」と撮られたこの写真が最後になってしまった。
 
合掌

春の天狗原 [大好きなスキー]

良く晴れた平日に天狗原へ。
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ゴンドラ、ロープウェイが有難い。
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久しぶりに山を歩いたお客様はシンドイらしい。

御高齢ながらヒマラヤ経験豊富で、10年前はチンネもご一緒した方。

そろそろ、体力回復させましょう。
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無事に祠に挨拶して、快適なザラメ滑走は最高に気持ちいい。
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不帰の各尾根が良く見えた。
 
平日が晴れて、週末崩れるサイクルをなんとかしてくれ!
 
平日の蓮華温泉、行きたい!

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